ジャックスは、CSRの一環として、グループ全体で社会貢献活動への意識を高め、推進するために2014年に経営企画部内に社会貢献推進事務局を設置し、これまで多様な活動を展開してきた。ジャックスで初となる専任担当者として奮闘する田島芙美氏に話を聞いた。

経営企画部 経営企画課

社会貢献推進事務局

田島 芙美

2000年入社。横浜支店を経て中央審査センターに所属。2014年、経営企画部内に社会貢献推進事務局が設置された際に、社内公募に自ら志願して担当になる。現在では、ジャックスの社会貢献活動になくてはならない存在になっている。

前例も前任者もない、ゼロからのスタート

ーこれまでの活動は?

会社が社会貢献に関する部署をつくる、という話を聞き、その新しい挑戦に自分も関わりたいと思い、専任担当の社内公募に手を挙げました。いざ業務が始まると、当然ですが前例のないゼロの状態。前任者もいないので教えてくれる人もいない。そこでまず、社会貢献基本方針の制定に取り組みました。ジャックスの社会貢献はどうあるべきか、迷ったときにこれに則る活動なのか、その判断基準になるものが必要だったからです。

ー社会貢献基本方針ー

『ジャックスグループは豊かで夢のある未来のために、「地域社会との共生」を軸とした社会貢献活動に取り組み、良き企業市民として全役職員が自発的に参加する風土を醸成します。』

「地域社会との共生」という言葉には、全国にある拠点を通じて人と人の触れ合いや繋がりをもってほしい、という意味があります。そのためには、自発的に社会貢献に取り組んでいくような風土を醸成することが大事だと考え、そういった想いが基本方針に込められております。そこで、自発的に参加する風土の醸成を図るため、まずは役職員が気軽に参加しやすいプログラムを実施することとしました。社会貢献活動に対する “大変そう、難しいんじゃない?”というイメージを払拭したかったのです。会社の会議室を利用してできるボランティア活動、社員クレジットカードの利用ポイントの寄付、障がいのある方たちが作るお菓子の社内販売会、入院中の子どもたちに贈る人形づくりなどを企画したところ、多くの役職員が参加をしてくれています。
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成果と課題を次につなげる

ー印象に残っている活動は?

当社が取り組んでいる社会貢献活動の支援先の方々と役職員が交流する機会をつくりたく、北海道日本ハムファイターズの試合に支援先の方々をご招待しました。役職員とその家族はボランティアとして参加し、開催されるイベントや、観戦のサポートをしました。
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この企画は非常に盛り上がり、支援先の方々と参加したボランティアの双方から“いい思い出になった”“貴重な経験ができた”という感想を頂きました。ただ、ボランティアに慣れていない社員は、障がいのある方たちに対してどこまでお手伝いすればいいのか迷ったようです。私がもっと具体的に説明するべきだった、と反省しました。前例がない分、予想もつかない事もありますが、実施し、経験することで課題が見つかります。それは今後にしっかりと活かしていきたいと思います。

他には、全国各地の社員が森林保護につながる間伐材を活用して積み木をつくり、クリスマスプレゼントとして各地域の幼稚園・保育園などに贈る活動を行いました。エリア統括部長や支店長などが自主的にサンタの格好をして届けに行きました。直接子どもたちとふれあい、喜んでいる姿を見ることができるのは社員のやりがいにもつながっています。

ジャックスらしい社会貢献活動へ

ー大切にしていることは?

共感を得ることを大切にしています。そのひとつが、社内イントラネットでの活動報告です。イベントを行ったり、寄贈した施設からお礼の手紙をいただいた時は、活動内容を伝えその画像も共有しています。参加した社員はもちろん嬉しいのですが、参加しなかった社員も“うちの会社の活動が誰かに喜ばれている”ことを嬉しく感じています。
今後は「未来にタネをまこう。」というコーポレートスローガンに沿って、子どもたちへの支援など、次世代の育成に力を入れていきたいと考えています。事業展開しているASEANなどでも活動を行いたいです。また、ジャックスには堅実・健全な経営体質と人を大事にする企業風土が培われており、社会貢献活動を進めていくうえで強みになるはずです。社会貢献活動の専任担当として責任は大きくプレッシャーを感じることがありますが、今できることを一つひとつ行い、目指す姿である全役職員が自発的に参加する風土にしていきたいです。
それを実現できる環境がジャックスにはあります。