どういうメリットがあるの?クレジットカードのキャッシング

クレジットカード

急な予定外の出費!特にお給料日前だと困りますよね。ショッピングならクレジットカードで乗り切ることができますが、現金が必要になったときに便利なのがキャッシングです。利用してみたいけれど少し不安があるという方に、初心者が知っておくべきキャッシングの使い方を解説します。

クレジットカードのキャッシングとは

クレジットカードのキャッシングとは、お持ちのクレジットカードを使って、電話やインターネット、ATM、CD(現金自動支払機)で現金を借りられるサービスのこと。クレジットカードの申込時にキャッシングの利用を可能にしていれば、いつでも利用することができます。
キャッシングは、クレジットカードの種類などにより決められた利用限度額の範囲内であれば、日本全国どこからでも利用することが可能です。インターネットを使えば24時間キャッシングが利用でき、その日のうちに現金を受け取れるクレジットカードもあります。返済は、1回払いやリボ払いを選ぶことができ、お金に余裕ができたときは繰り上げ返済も可能です。

海外でも必要なときに現地通貨を入手できる

海外でも、VISAやJCBなど、お持ちのクレジットカードと同じマークのあるATMで暗証番号や金額を入力すれば、現地通貨を手軽に引き出すことができます。海外でのキャッシング利用には、次のようなメリットがあります。

外貨準備が不要
あらかじめ両替しておかなくても、海外の旅行先や出張先で現地通貨を調達することができます。
盗難対策になる
必要なときに必要な額の現地通貨を引き出せるので、多くの現地通貨を持ち歩かなくてもよく、万が一盗難に遭っても被害額を少なくすることができます。
両替手数料がかからない
通常、銀行や空港などで日本円を現地通貨に両替するには両替手数料がかかりますが、クレジットカードのキャッシングなら両替手数料はかかりません。また、キャッシングでは後述のように利息がかかりますが、両替手数料よりキャッシング利息の方が安いケースもあります。
両替手数料は銀行などにより異なりますが、たとえば、米ドルの両替手数料が1ドルあたり3円なら、為替が1ドル120円のときに10万円を米ドルにかえると、10万円÷120円×3円≒2,500円の両替手数料がかかります。一方、10万円を45日間キャッシングして利息が年18.0%とすると、利息は10万円×18%÷365日×45日≒2.219円となり、他に費用がかからなければ、両替手数料よりキャッシング利息の方が安くなります。
両替手数料は、米ドルよりも英ポンドやユーロの方が高いというように、マイナーな通貨ほど高額になります。通貨の種類や為替などによっては、キャッシング利息の方が両替手数料よりもはるかに安い場合もあります。
為替のタイミングを活かせる
日本円を現地通貨に換える為替レートは日々変動しますので、特に変動が激しい通貨圏内に行くときには、円高の日をねらってキャッシングで現地通貨を引き出すこともできます。ただし、利用日の為替レートを使わないクレジットカードもありますので、事前にカード会社に確認しておきましょう。
なお、海外でのキャッシングの返済は、リボ払いのみなど返済方法が限定されるカードもありますので注意が必要です。

利息に注意して、計画的に利用しよう

このように、クレジットカードでのキャッシングはとても便利で、インターネットやATMで引き出せる預貯金と同じ感覚で利用する人もいます。しかし、キャッシングはあくまで「借り入れ」で、利用額に応じて15.0%~20.0%程度の利息が発生します。キャッシング利用限度額を必要最低限にする、お給料が入ったらすぐに返済するなど、借り入れ額や返済スケジュールに気をつけてください。


クレジットカードのキャッシングを利用すると、ATMなどで現金を借りることができます。利息はありますが、特に海外でのキャッシング利用では、コストや安全面のメリットもあります。返済計画をしっかり立て、賢くクレジットカードのキャッシングを利用しましょう。

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ライター紹介

松本喜子
ファイナンシャルプランナー(CFP®、1級FP技能士)。
数少ない、保険などの金融商品を販売しないファイナンシャルプランナー。法律事務所で働きながらFP資格を取得。企業内にて数百人のお客様からFPとして家計相談を受け、中立的な独立系FP会社にて経験を積む。現在は、個別相談、講師、コラムの執筆など、FPとして独立して活躍中。
ホームページ:http://hanafp.jp/