クレジットカードとどう違うの?デビットカードの選び方

クレジットカード

最近よく聞くようになった「デビットカード」。見た目は似ていますが、クレジットカードとは異なる決済カードです。では、具体的に何がどう違うのでしょうか?デビットカードの仕組みから選び方までご紹介します。

銀行口座から即時に引き落とされるデビットカード

クレジットカードと同様に、カードでショッピングができるデビットカード(debit card)。「debit」は会計用語で、帳簿の左側に記入する「借方(かりかた)」という意味です。アメリカでは、小切手のカード版ということで、「チェックカード」とも呼ばれています。

すでに持っているかも?
デビットカードは金融機関が発行するカード、または金融機関のキャッシュカードで支払いができるサービスです。お手持ちのキャッシュカードを確認してみましょう。「J-Debit」「VISA」「JCB」などのマークが入っていれば、デビットカードとしても使えるということです。
利用するたびに銀行口座から引き落とされる
支払い時にデビットカードを提示し、暗証番号を入力するかサインをすることで決済ができます。クレジットカードとの大きな違いは、「後払い」か「即時払い」かです。
クレジットカード払いの場合は、後日まとめて(通常は月毎に)請求書が届き、月々の利用金額が銀行口座から引き落とされる「後払い」です。これに対してデビットカードは、支払い時に銀行口座から代金が引き落とされる「即時払い」。つまり、原則としてカードの利用限度額は自分の口座残高ということ。銀行に預けている金額以上は使えないのです。
審査がないことが多い
カード発行時の審査基準も異なります。クレジットカードを発行するためには、基本的に所定の審査に通る必要がありますが、デビットカードの発行には審査がない場合が多いです。年齢も「中学生を除く15歳以上」で発行可能としているところもあります。学生や収入が不安定な社会人でも、デビットカードを発行する金融機関に口座がある、もしくは新規に口座を作れば持つことができるのです。

デビットカードのメリット&デメリット

デビットカードのメリットをより詳しく見ていきましょう。

  • メリット1:現金を持ち歩かなくてよい
    クレジットカードと同じように、現金を持ち歩く必要がありません。手数料がかかることも多いATMからの引き出しもしなくて済みます。
  • メリット2:家計管理がしやすい
    使うたび即時に銀行口座から代金が引き落とされるので、カード使用額の把握が簡単です。お金もないのに買ってしまった、ということはなくなるでしょう。
  • メリット3:不正利用されるとすぐ分かる
    金融機関によっては、セキュリティ対策としてデビットカードを使うたびに利用通知メールが届きます。不正利用された場合には、すぐ気づくことができるので安心です。
  • メリット4:オンラインショッピングにも使える
    インターネットのオンラインショップでクレジットカードと同じように支払うことができ、代金引換の際に利用することもできます。

一方、多少のデメリットもありますので、確認しておきましょう。

  • デメリット1:ポイント還元率が低い
    ポイント還元やキャッシュバックを導入しているデビットカードもありますが、クレジットカードと比較すると還元率は高くないケースが多いです。また、年会費がかかるところもあるので、事前に確認しましょう。
  • デメリット2:どこでも使えるわけではない
    どこでも利用できるわけではないことを覚えておきましょう。例えば高速道路やガソリンスタンドでは、デビットカードで決済できないことがあります。基本的には、VISAマークやJ-Debitマークなど、自分のカードに入っているものと同じマークを表示している加盟店で利用できます。
  • デメリット3:分割払いができない
    クレジットカードでは分割払いが可能ですが、デビットカードでは一括払いのみです。

デビットカードはどうやって選ぶ?

デビットカードをメインカードとして使うのであれば、金融機関をしっかりと選ぶようにしましょう。日本ではJ-Debit、VISAデビット、JCBデビットなどのデビットカードサービスがありますが、金融機関によって採用しているサービスやその内容が違うので注意が必要です。比較検討する際は、以下のポイントをチェックしましょう。

  • ポイント還元率
  • 1日あたりの利用限度額
  • キャッシュバックの有無
  • 年会費の有無
  • 盗難補償の有無
  • ショッピング保険の有無
  • 家族カードの有無
  • 海外ATM手数料の有無
  • 海外で利用できるかどうか

年齢やそのほかの事情でクレジットカードを作れないという人にも便利なデビットカード。クレジットカードと上手く使い分けるとよいでしょう。メリット・デメリットを理解し、自分のライフスタイルに合わせて賢く活用したいものです。

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