貯金がなくても挙式したい場合の解決テク3つ

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「貯金が300万円くらいないと結婚式は挙げられないんでしょ?」と考える人がいるほど、結婚式にはお金がかかるというイメージがつきまといます。貯金がないからと結婚式をあきらめてしまう前に、貯金なしでも結婚式を挙げられる方法を考えてみましょう。

いくらかかるの?結婚式にかかる費用

結婚式費用は、全国平均で総額343.8万円(招待人数の平均約73人)です。地域性があり、居住地や実家の場所によってはもっとお金がかかる場合もあります。これを聞くと、「貯蓄がないから結婚式を挙げるなんて無理」と思う方もいるでしょう。
しかし、この結婚式費用の総額は結婚式場などへの支払額で、招待客からご祝儀がもらえると実際の自己負担額は減ります。また、都道府県により4~8割のカップルが親や親族から援助を受けており、最終的な自己負担額は100万円ほどといったデータもあります。ご祝儀の見込み額(ただし、不確定なので少なめに)、親・親族からの援助の有無などを確認し、ご自身の結婚式ではどうかを考えましょう。最近は形式にとらわれない自由な結婚式も増えて選択肢が多くなったので、支出をご祝儀や援助金の範囲内にとどめて、貯金なしで結婚式を挙げることも可能です。

格安で挙式できるブライダルプランを選ぼう

ご祝儀の見込み額や援助してもらえる金額を計算したら、次はその範囲内でおさめられるプランを選びましょう。結婚式場のタイプにより費用はかなり変わってきます。教会や神社・仏閣での挙式のみのタイプや、写真館での撮影のみのプランならば、結婚式費用を格安にすることができます。

結婚式のタイプ 平均総額
ホテル 330万円
レストラン 260万円
専門の結婚式場 306万円
教会(挙式のみ) 15万円
神社・仏閣(挙式のみ) 8万円
写真館(撮影のみ) 10万円
  • 写真館は新郎新婦のみ、それ以外は招待人数70~80人の場合

また、結婚式の招待人数によっても費用は大きく変わります。たとえば、ホテルでの結婚式でも、リゾートホテルで20人程度の結婚式は140万円ほどでできるプランもあります。

挙式費用を後払いにしよう

貯蓄なしで結婚式を挙げる方法は、結婚式の費用を抑えるだけではありません。クレジットカードを活用する方法もあります。

クレジットカードの活用方法
一般的に、結婚式費用の支払いは結婚式の1~2週間前です。そのため、最終的な自己負担額は貯蓄なしでできる金額でも、結婚式当日にもらうご祝儀分は結婚式費用の支払いには間に合わず、立て替える必要があります。
しかし、結婚式費用の支払いにクレジットカードを使えば、ご祝儀分を立て替える必要はありません。結婚式費用の支払日にクレジットカードで決済できれば、実際の支払いは約1ヵ月後になります。そのうえ、結婚式費用という大きな支出にクレジットカードを使えば、カードのポイントをそれだけ多く獲得することができます。せっかく結婚式で多額のお金を使うなら、賢くおトクに使いたいですね。
クレジットカードの使用条件

ただし、高額な結婚式費用をクレジットカードで支払うには、下記のような条件があります。

  1. その式場でクレジットカードが使えること
  2. 結婚式費用の支払日より1ヵ月~1週間程度前にクレジットカード会社に利用枠の一時拡大の申込みをすること
    • 支払日・結婚式予定日・結婚式会場・希望金額などを聞かれたり、結婚式費用の見積書を提出するなど、クレジットカード会社の案内に従った手続きをします。
  3. クレジットカード会社の審査が下りること

使えるクレジットカードの種類など、カード会社によってさらに条件は異なります。詳しくはクレジットカード会社にお問い合わせください。

仏滅やオフシーズンを選ぼう

貯金なしで結婚式を挙げるには、季節や日程で結婚式費用を抑える方法もあります。下記のような時期には、結婚式場側は格安でも予約の空きを埋めたいと思っているので、多くの式場でおトクなプランが用意されています。

オフシーズン
一般的に、年末年始や真夏・真冬などは結婚式をするには避けられる時期です。
結婚式当日から1~3ヵ月以内
結婚式は通常、半年~1年などかなり前に会場を予約し、時間をかけて準備します。そのため、直近1~3ヵ月内で予約がない日は、そのまま予約が入らず空いてしまう可能性が高くなります。
仏滅
お日柄がよくないといわれ予約が入りにくい日です。ただし、最近では以前ほど気にする人はいなくなったといわれています。
平日・連休の中日・夕方開始など
結婚式は遠くの親戚や友人を招待するケースも多く、遠方の人が参加しづらい平日や日曜・連休最終日の夕方などは結婚式の予約が入りにくい日時です。また、連休の中日も予約が入りにくくなっています。

最近は以前より自由なスタイルの結婚式が増えました。支出をご祝儀や援助金の範囲内にとどめて貯金なしで結婚式を挙げることも可能です。一般的な金額を見てあきらめてしまうのではなく、アイデアと工夫であなたらしい結婚式を実現してください。

参考:
  • 楽天ウエディング|結婚式費用の相場
  • ゼクシィ|結婚式費用の相場
  • 本ページの内容は掲載時点での情報です。

ライター紹介

松本喜子
ファイナンシャルプランナー(CFP®、1級FP技能士)。
数少ない、保険などの金融商品を販売しないファイナンシャルプランナー。法律事務所で働きながらFP資格を取得。企業内にて数百人のお客様からFPとして家計相談を受け、中立的な独立系FP会社にて経験を積む。現在は、個別相談、講師、コラムの執筆など、FPとして独立して活躍中。
ホームページ:http://hanafp.jp/