目指すは資格取得?自分磨き?大人の習いごと事情

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習いごとというと、子ども時代のピアノ教室や塾などを思い浮かべるかもしれません。社会人になると、仕事のスキル向上や自分磨きのために、さまざまな習いごとに通う人が多くなっています。大人が通う習いごとにはどんなものがあるのでしょうか。また1ヶ月にかける費用について考えてみましょう。

社会人が習いごとをする理由とは?

社会人の習いごとの目的は、資格取得や自分磨き、息抜きなどさまざま。資格取得で仕事のスキルアップを目指す人、転職やキャリアチェンジを成功させる人もいれば、趣味・気分転換の習いごとでプライベートを充実させる人もいます。
子どものころに、親御さんから「これを習いなさい」といわれたのとは違い、社会人になったらどんな習いごとを選ぶかは自由。自分にとって価値のあるものを選びたいですね。

人気の習いごとにはどんなものがある?

では、大人の習いごとはどのようなものが人気なのでしょうか。
2015年2月にリクルートライフスタイルが発表した「ケイコとマナブ 2014年度 人気おケイコランキング」によると、以下のようになっています。

この1年間にやった学び事・習い事トップ10
男性 女性
1位 英語 1位 英語
2位 簿記 2位 ヨガ・ピラティス
3位 ワード・エクセル 3位 家庭料理
4位 フィットネスクラブ 4位 フィットネスクラブ
5位 ファイナンシャル・プランナー 5位 医療(看護・医療事務など)
6位 宅地建物取引主任者 6位 パン
7位 SE・プログラマ 7位 簿記
8位 ギター 8位 ワード・エクセル
8位 ゴルフ 9位 ピアノ
10位 行政書士 9位 お菓子

男女ともに「英語」が不動の1位となっています。特に最近では、仕事で英語を使う機会が増えているほか、訪日外国人観光客の増加や、2020年の東京オリンピックに向けて英語の必要性を感じる場面が多くなっているようです。

1ヶ月にかける費用の相場はどれくらい?

習いごとにかける費用はどれくらいが妥当なのでしょうか。習いごとの目的によって費用感は異なります。自分磨きや息抜きが目的なら、1ヶ月あたり5,000円から1万円程度におさめたいところ。それ以上かけたい場合は、外食費や被服費といった趣味に関連するお金を少しセーブするようにしましょう。
一方、仕事のスキルアップや転職などを目的とした資格取得なら、もう少しお金をかけてもよいでしょう。資格によっては、取得のためにかかる費用が、1ヶ月あたり数万円になることもあります。
先ほどの「ケイコとマナブ 2014年度 人気おケイコランキング」によると、仕事や資格取得のための習いごとで「始める(通う)かどうかしっかり考えて決める金額(目標達成までの総額)」の平均は、約3万1,845円という結果が出ています。
しかし、有名な資格だからといって、必ずしも仕事や転職に役立つとは限りません。少し前まで人気だった資格でも、資格保有者が増えたことで、転職市場において以前ほど有利ではなくなってしまうケースもあります。特に、取得までにお金や時間がかかる資格を検討している場合は、最新事情を調べて資格を持っている人に話を聞くなど、事前にリサーチをしてからのぞみましょう。


せっかく習いごとをはじめるなら、高いモチベーションで続けたいもの。資格取得を目指す場合は、取得自体を目的とするのではなく、キャリアアップや転職に成功した自分をイメージすることも大切です。何かと忙しい社会人だからこそ、せっかくのお金と時間を有効に活かしたいですね。

参考:
  • ケイコとマナブ|2014年度 人気おケイコランキング
  • 本ページの内容は掲載時点での情報です。

ライター紹介

西山美紀
ファイナンシャルプランナー、ライター。AllAbout貯蓄ガイド。
貯まる人・貯まらない人への多数の取材が強み。無理なく楽しい貯蓄法、女性の生き方、ライフスタイルなどをテーマに、女性誌やビジネス誌、WEBで取材・執筆・監修などを行っている。
ホームページ:http://ameblo.jp/nishiyamamiki/