留学するには、どのくらい費用がかかる?

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語学を学ぶ、日本でできない体験をする、グローバル社会に適応する能力を身につける……留学には多くの魅力があり、経験したい人は多いでしょう。でも、「お金がかかる」というイメージも強く、二の足を踏んでしまう人もいるはず。実際どのくらい費用がかかるのでしょうか?

留学するまでの流れ

まずは留学準備の流れを3ステップに分けて見てみましょう。

STEP1 目的に合わせた情報収集
語学、専門分野の勉強、国際交流など留学の目的はさまざま。希望に合わせて情報収集し、留学先や滞在期間を決めていきます。
STEP2 学校と滞在先の決定
学校のパンフレットを取り寄せ具体的に検討します。授業内容だけでなく、必要な語学力レベル・入学条件・入学可能時期などにも留意して決定しましょう。やり取りは基本的に現地語となり、滞在先も同時進行で決める必要があります。
STEP3 渡航準備
航空券の手配、パスポートとビザ(その国に滞在する許可証)の申請などが必要です。また、現地でのケガや病気に備えて海外留学保険に加入しておくといいでしょう。
また、留学前から帰国後のことを考えておくのも大切です。例えば、帰国後に語学力判定テストを受ける、留学先で達成したことを就職活動でアピールする、など。留学経験を帰国後どう活かすかを意識して、より有意義な留学生活を送りましょう。

費用はどのくらいかかるの?

では、留学費用について具体的に見ていきましょう。主にかかる費用は以下の通りです。

  1. 授業料・教材費・滞在費
  2. 航空運賃
  3. お小遣い
  4. 保険料・諸手続き費用

費用は留学先や滞在期間によって異なるため、ケース別に特徴と目安を見てみましょう。

短期留学(2週間~3か月程度)の場合
短期留学の場合、航空運賃が費用全体の約25%を占めるといわれていますが、航空会社や出発時期で金額が変わってきます。そのほかの費用(授業料、滞在費、食費等)は、2週間で25~35万円程度、3か月で50~100万円程度が目安です。
長期留学の場合(大学に1年間留学する)
授業料は学校ごとに異なりますが、目安としては1年間の総額で200~350万円です。文系より理系のほうが費用がかかる、医学部や法学部は特に高額になる点は日本と同じようです。

留学費用を抑える方法

留学費用を抑えるコツをいくつかご紹介します。

滞在費を抑える
物価の安い国を選べば費用を抑えられるのはもちろんですが、同じ国内でも都市部かそうでないかで生活費は変わってきます。一般的に田舎の方が滞在費は安くなります。また、観光シーズンと重なると滞在費が割高になるので、短期留学の場合は観光シーズンを避けるとよいでしょう。
航空運賃を抑える
航空運賃は時期によって異なります。出発・帰国時期が年末年始やお盆、ゴールデンウィークなどの混雑時にかからないよう注意しましょう。また、早めに申し込むと割引になるキャンペーンも活用したいところです。
国際学生証を利用する
「国際学生証」とは、ユネスコが承認する世界共通の学生身分証明です。海外の美術館や乗り物、レストランなどで割引が適用されます。ただし、発行料がかかるので、滞在先に割引対象となる施設や乗り物などがあるかどうかを確認しておきましょう。
学校の割引や留学奨学金を利用する
長期で受講すると受講料が割引になる大学・語学学校があります。学校によっては1年間で30万円程度安くなるケースも。期間限定のキャンペーンもおすすめです。早期、または決められた期日までに申し込むことで割引される場合や、諸経費が無料になる場合もあります。また、留学生が利用可能な奨学金制度のある大学も存在します。
現地でアルバイトをする
ワーキングホリデービザで就労が可能なのは当然ですが、オーストラリアやニュージーランドでは学生ビザでの就労も認められています。就労時間の制限はありますが、費用の一部は賄えるでしょう。

留学費用は期間や滞在先によって異なります。そして、期間や滞在先は目的によって決まります。まずは費用ではなく「何のために、何を学びたいのか」が出発点になります。有意義な留学で出費以上の価値がある経験をしてください。

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ライター紹介

横山晴美
企業に所属せず、中立・公平の立場で活動する住宅系ファイナンシャルプランナー。新規購入・リフォーム・二世帯住宅を問わず、家に関することなら購入額から返済計画まで幅広く対応。また、住宅購入は家計・教育費・老後資金・相続など多くの視点が必要なため、ライフプランを見据えた相談を行う。
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