イマドキの共働き夫婦はどうやって家計管理をしているの?

マネープラン

一昔前まで、結婚した女性は専業主婦になり、家計を切り盛りするのが一般的でした。しかし、最近では結婚後も共働きする夫婦が多くなっています。イマドキの共働き世帯ではどのように家計管理をしているのでしょうか。

意外と多い?夫婦別会計にしているケース

共働き夫婦のお財布事情はどのようになっているのでしょうか。
結婚5年以内の共働き夫婦を対象にした「SUUMO結婚生活調査」の「家計管理は夫・妻どちらが主に管理していますか?」という質問によると、妻が家計管理している家庭が半数近くを占めているという結果になりました。

家計管理は夫・妻どちらが主に管理していますか?
夫…25% 妻…45% その他…30%

なぜ、妻が家計管理をしている夫婦が多いのでしょうか。調査と同時に行われたアンケートによると「普段、女性の方が買い物に行く回数が多い」「家計簿を地道につけることが好き」といった理由が挙げられました。妻が家計管理を担当した方がメリットが大きいと考える世帯が多いようです。
続いて、共働き夫婦の家計管理方法について、トップ3をご紹介します。

1位:夫婦で共用口座をつくり一定金額を入金(残りはそれぞれ自由) 29.3%
2位:夫婦で支払い項目を分担(家賃は夫で食費は妻など) 25.7%
3位:片方の収入のみで暮らし、残りの収入を貯蓄 19.7%

1位と2位は、夫婦それぞれのお給料を別々に管理しているということ。イマドキの共働き夫婦は、お互いが自立しながら一つの家庭を築きあげている、というパターンが多いようですね。

経済的に余裕があっても、将来に向けた備えは大切

共働き夫婦の場合、定期的な収入が2つあるため、経済的に余裕があるように錯覚してしまいがちです。しかし、この安心感が出費の増加につながりやすいという危険性もあります。お金の使い方について以下のような習慣がないか、チェックしてみましょう。

  • お昼ご飯も含めて、週4日以上外食する。
  • 毎年のように海外旅行に行く。
  • 家計簿をつけていない。
  • 正直、今いくら貯蓄があるか把握していない。
  • 給料日前になると、なぜか銀行にお金が残っていない。
  • 老後や将来のお金について考えるのはまだ早いと思っている。

共働き夫婦でも独身でも、この中で3つ以上当てはまったら危険です。将来に向けてお金に対する意識を変えないと、お金が貯まらない家計になる可能性があります。
夫婦ふたりで稼げるうちは良いのですが、将来もずっと夫婦ともに働き続けられるとは限りません。夫婦どちらかが病気やケガで働けなくなる、子育てに専念するために仕事を辞めざるをえない、会社の業績悪化で収入がダウン…なんてことも考えられます。
今は大丈夫だと思っていても、将来へのリスク対策として日ごろから貯蓄をしておくことが重要です。

どうやって二人の口座を管理するのがおすすめ?

共働き夫婦がうまくお金の管理をするためのポイントは2つあります。

家計のお財布は一つにする
給与は別々の口座に振り込まれたとしても、家計のお財布は一つにすることが大切です。よくある失敗例として、生活費は基本的に夫の収入でまかなうけれど、足りなくなったときは妻のお財布から出すというパターン。この方法だと、毎月いくら使ったのかがわからなくなり、家計管理がうまくいかなくなります。あくまでも収入は夫婦合算と考えてお財布は一つにまとめ、最初に貯蓄額と生活費を分けて、生活費の範囲内でやりくりすることが大切です。家計管理専用の銀行口座をつくって生活費を振り込むようにすれば、楽にお金の管理ができるようになります。
日頃から夫婦で話し合う
何はともあれ、普段から夫婦でお金の話をすることは大切です。お金については妻に任せきり、または夫しか把握していない、という家庭は将来問題が起こる可能性があります。よくあるケースですが「家計管理に無関心な夫に借金があることが発覚した!」という話は、夫に金銭感覚がないために起こる問題です。日頃から夫婦でオープンにお金の話をして、二人のお金に対する価値観を合わせておくことがトラブル回避につながります。

共働き夫婦は、現状の経済的余裕に甘えることなく、将来を見据えたライフプランを考えていくことが大切です。結婚したら、どちらか一方に任せきりにせず、家計管理について夫婦でよく話し合う習慣をつくりましょう。そして、いざという時に困らないためにも、ムダ使いはしないでお金を備えておきましょう。

参考:
  • スーモジャーナル | 結婚5年以内 共働き夫婦300人に聞いた、家計管理のあれこれ
  • 本ページの内容は掲載時点での情報です。

ライター紹介

小澤美奈子
ファイナンシャルプランナーおよび健康・美容ライターとして執筆・講座・相談等で活動中。
損害保険会社と住宅メーカーに従事し、主に家計管理、損害保険、住宅ローンを得意とする。趣味はカメラ・バレエ・料理。
ホームページ:http://kandbplanning.jimdo.com/