ランドセルはいつ買うべき?最近のランドセル事情

マネープラン

小学校の入学準備に欠かせないランドセル。道行く小学生を見ると、赤や黒だけでなく、カラフルな色のタイプも登場しています。なかには10万円を超えるような超高級ランドセルも。購入する前に知っておきたいランドセルの基礎知識をご紹介しましょう。

購入価格は3万円~5万円で秋に買う人が多い

ランドセルは、1万円未満から10万円以上するものまで、さまざまです。一番多く購入されているのは、どのくらいの価格帯なのでしょう?
株式会社キッズスターによる「ランドセルに関するアンケート」(2015年7月)では、価格帯の第1位は3万円以上~5万円未満で31%、次いで、2万円以上~3万円未満で21%。2万円~5万円の価格帯が半数以上を占めています。
では、ランドセルの購入時期はいつ頃でしょう?「入学式は4月だから、その前年度の12月ごろ、遅くても2月ぐらいまでに買っておけば大丈夫だろう」と思っていると、遅すぎるかもしれません。
ベネッセ教育情報サイトが行った小学1年生の保護者に対するアンケート(2015年7月)では、9月・10月に買ったと答えた人が4割近くを占める結果に。11月・12月が約2割、1月~3月も2割以上いますが、9月前に購入した人も2割近くいます。同調査によれば、ランドセルの購入時期が年々早まっているようです。

どうして値段が上がっているの?

今でも、昔ながらのシンプルで安価なランドセルを購入することは可能です。しかし、続々と登場しているバラエティ豊かなランドセルの人気が高いのも事実。しかし、こうしたランドセルは値段も高いですよね。なぜでしょう?

素材と耐久性
ランドセルの材質で、値段に差が出ます。クラリーノをはじめとする人口皮革は比較的安価ですが、牛革やコードバン(馬のお尻から採れる皮)といった天然皮革は値段が高くなります。
値段の違いは、そのまま耐久性にも反映されます。牛革は引き裂きに強く、コードバンは傷に強いのに加え、ひび割れが起こりにくくて丈夫なのが特徴です。人口皮革は、丈夫さでは負けますが、軽くて水に強いという強みがあります。
機能性
プラスアルファの機能があることで、値段が高くなる場合もあります。例えば、子どもの安全を考慮した機能です。安全ブザーが簡単に取り付けられたり、歩く振動による自家発電でLEDが光ったりするものなどがあります。
また、体にかかる負担軽減を重視した製品も多いです。ランドセルを背負ったときにかかる肩や背中への負担を和らげる工夫、蒸れにくい特殊な素材の使用などが挙げられます。
デザイン
デザインが凝っているランドセルは、シンプルなものに比べて値段が高くなります。女の子向けの商品では、刺しゅうやラインストーンなどの飾りがついた、かわいらしいものが人気。男の子向けではナイキやプーマなど人気スポーツブランドのランドセルや、戦国武将のような鎧(よろい)・甲冑(かっちゅう)がモチーフのデザインなどもあります。

「ランドセルを子どもに選ばせる」という人は増えています。しかし、入学前に気に入ったデザインと高学年になった時の好みが一致するかはわかりません。「ランドセルは6年間使う」ことを頭に入れながら選びましょう。

早めに買わないと品薄に?

ランドセルは毎年モデル変更があるため、メーカーやお店にもよりますが、新作が出る時期は大体決まっています。また、数量限定販売のモデルも多いので、人気商品は後半になると売り切れることも。ランドセルは、購入時期によって以下のような特徴があります。

入学前年度の6月より前
前年までのモデルが多いので、選択肢は多くありません。しかし、在庫セールなどをねらえば、比較的新しいモデルを安く購入できる可能性があります。
入学前年度の6~8月
新作が出る時期です。できることなら、売り場や出張販売に行き、現物を確認しましょう。重さや大きさなど、実際に子どもが背負ってわかる点も多くあります。
入学前年度の9~12月
夏に選んだ商品を購入する人が増える時期です。つまり、ランドセルがどんどん売れていく時期ですので、急がないと売り切れてしまうことも。超人気商品ですと、もっと早くに完売することもありえます。買いたいブランドが決まっている場合、かなり早い時期からチェックするとよいでしょう。
入学直前の1月~3月
完売や在庫切れのモデルが多くなります。欲しいモデルが入手できず、妥協して売れ残り品から選ぶことになるかもしれません。同時に、セールで安く購入できる可能性もあります。

今のランドセルは、親世代の子ども時代とは比べものにならないほど種類が豊富です。家庭の経済状況や教育方針によって、「値段を重視」「丈夫で長持ちするものを選ぶ」「子どもの希望を尊重する」など選び方もさまざまでしょう。親子で相談しながら、ベストなものを選びたいですね。

参考:
  • 株式会社キッズスター|ランドセルに関するアンケート
  • ベネッセ教育情報サイト|決め手は「色」ランドセル選び 購入は年々早期化も
  • 本ページの内容は掲載時点での情報です。