暖房で高くなりがちな冬の電気料金、少しでも安くする方法は?

マネープラン

ぐっと冷え込む冬は、つい暖房をつけてしまいますよね。しかし、暖かい部屋で心地よく過ごし、いつの間にか電気料金が高くなってしまっていた、ということも。冬の電気料金は、どうすれば少しでも安くなるのでしょう?「電気料金の見直し」と「暖房だけに頼らない生活」の2点から、電気料金を抑えるヒントを紹介します。

「電気料金」そのものを見直す

まずは、電気料金の見直しからはじめましょう。チェックしたいポイントは、次の3つです。

電力会社との契約を見直す
電力会社は豊富な料金プランを提供しているので、契約中のプランを見直してみましょう。例えば、日中は不在のことが多く夜の電力消費量が多い場合にお得なプラン、全体的に電気使用料の多い世帯向けのプランなどがあります。
同時に、契約しているアンペア数を確認し、下げられるかどうかも検討してみましょう。アンペア数が小さいと、基本料金が安くなる場合もあります。アンペア数は、検針票またはブレーカーの色や数字で調べることが可能です。
支払い方法を見直す
電気料金の支払い方法には、口座振替やクレジットカードなどがありますが、実は、この支払い方法を変更することで節約できる場合があるのです。クレジットカードを使えばポイントの還元がありますし、口座振替を選べば月に54円割引されます。ただし、口座振替による割引サービスを提供していない電力会社もあるので、まずは現在の契約先のサービス内容を確認しましょう。
次に、クレジットカードのポイント還元率をチェックし、口座振替割引制度を利用した場合の支払金額と比較します。クレジットカードのポイント還元率が0.5%の場合は電気料金月額が1万1,000円以上、還元率が1%の場合は電気料金月額が5,500円以上であれば、クレジットカード払いの方がお得なようです。
電力自由化による選択肢をチェック
2016年4月から「電力自由化」が解禁され、どの電力会社から電気を購入するか、自由に選べるようになりました。つまり、電気料金を安くできるプランを提供している会社を自分で探し、一番お得なところを選べるのです。
なかには、冬の電気料金に関係してくる「セット割」もあります。例えば、東京ガスによる電気とガスのセット割で見てみましょう。電気と都市ガスの両方を契約すると、電気料金の基本料金が毎月270円割引になります。冬にエアコンではなくガスヒーターを使う人は、チェックしておきたいですね。
石油エネルギー系の電気会社では、電気料金をグループ会社のクレジットカードで支払うと、灯油などの割引が受けられます。また、電力を多く使う月ほどキャッシュバック率が高くなるサービスも。今後も選択肢は増えていくので、情報へのアンテナを張っておきましょう。

「暖房」だけに頼らない!カンタンにできる冬の暖まり方

経済産業省の「家庭では、冬の夕方どんな電気製品を使っている?」(平成27年10月)によると、普段、エアコンを利用する家庭では、冬の19時ごろに最も電力を消費するのがエアコンで、消費電力全体の30%を占めています。つまり、エアコンだけに頼らない生活をすれば、電気料金を少しは抑えられるのです。寒い冬に、暖房以外で体を温める方法を考えてみましょう。

室内の熱を逃がさない部屋づくり
せっかく部屋を暖めても、熱が簡単に逃げてしまうようでは、電気代がかさみます。外の冷たい空気をシャットアウトする工夫も必要です。
天気のよい日であれば日中はカーテンを開けておき、日が暮れたら早めに閉めましょう。厚めのカーテンやブラインド、断熱シートなども上手に利用したいですね。
加湿器を使って体感温度を上げる、サーキュレーターで暖かい空気を行きわたらせる、といった方法もおすすめです。人がいる部屋のドアの開け閉めもなるべく控えましょう。
寝るときは湯たんぽを使おう
エアコンをつけたままで寝ると、電気代がかかるだけではなく、のどや肌が乾燥します。また電気毛布は、エアコンほどではなくても、多少の電力を消費します。しかし、何もないと寒くて眠れないですよね…。
そんなときにおすすめなのが、湯たんぽ。ゴム製、ポリエチレン製などいろいろあり、1,000円以下でも購入できます。ものによりますが、2~4時間は暖かさが持続するようなので、眠りに入るまでの時間としては十分です。ただし、低温やけどをする可能性があるので、厚手のタオルで包むなど、注意して使いましょう。
重ね着・防寒グッズで身体を温める
エアコンだけで温まろうとせず、体温を逃がさない工夫もしてみましょう。夏は何も着ない以上に涼しくなるのは無理ですが、冬なら重ね着という効果的な方法があります。特に温めたいのが、足や足首、腰回りなど。血行がよくなり、冷え性や頭痛といった身体の不調にも効果があるので、下半身は冷やさないようにしたいです。
また、さまざまな防寒グッズも出ています。ひざ掛け、着る毛布、半纏(はんてん)、どてら、腹巻、レッグウォーマー、ウォーマースカートなどがあるので、自分に合いそうなものを試してみてはいかがでしょうか?

電気代はなるべく安く抑えたいですが、節約のための過度な我慢は禁物です。風邪など引いてしまっては、病院代や薬代など、かえって高くついてしまいます。寒い冬は、工夫をしながら暖かくして過ごしましょう。

参考:
  • 経済産業省|ご家庭の皆様向け節電メニュー 平成27年10月
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