【大人のマネー教養】子どものお祝いごとにまつわる常識

マネープラン

子どもの成長につれ、誕生日会や節句、七五三など子どもにまつわるイベントが増えていきます。しかし、どのくらいお祝いをすべきなのか迷ってしまうもの。また、お祝いをもらう側としても、お返しをすべきか、するとしたらどの程度か、迷う場合もあるでしょう。子どものお祝いごとにまつわるお金の常識について、ご紹介します。

子どもにまつわるお祝いごとは多い!

子どものお祝いごとは、実はとてもたくさんあります。まずは、どんな行事があるのか、それぞれ何をするのかを見ていきましょう。

産着の祝い
生後2~3日に行うお祝いです。初めはガーゼの産着を着ていた赤ちゃんに、縁起がよいとされる麻柄模様(麻の葉の模様)の産着を着せることを指します。昔は麻で作られた産着を使っていましたが、現在は、麻柄模様のついた綿の産着が多いです。
お七夜
赤ちゃんに名前をつける儀式のことで生後7日目に行います。別名は「命名式」や「名づけ祝い」など。子どもの名前を用紙に書いて、家の中の目立つ場所に貼ります。
お宮参り
氏神様に子どもの誕生を感謝して、無病息災を祈願すること。正式な日数については諸説ありますが、生後約1ヶ月の天気の良い日に赤ちゃんを神社に連れていき、お祓いをしてもらいます。
お食い初め
生後約100日目に行い、一生食べ物に不自由しないよう祈願する行事のこと。「歯固め」ともいいます。正式には男の子が生後120日目、女の子は生後110日目(地方によって異なる場合も)に行いますが、歯が生えはじめたら行うという考え方で大丈夫です。
初節句
生まれて初めて迎える節句のことで、女の子は3月3日(桃の節句)、男の子は5月5日(端午の節句)にお祝いをします。女の子の初節句にはひな人形、男の子の場合は五月人形や鯉のぼりを飾ります。
七五三
男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳(どちらも数え年)の11月15日に、神社やお寺に参拝します。当日は行けない、混むので避けたいという場合は、10~11月中の良い日を選びましょう。

子どものお祝いごとQ&A

お祝いごとは全部やらなきゃいけないの?
上記のようなお祝いをすべて行わなければならない、ということはありません。お祝いをするかしないかは、各家庭によります。最近では、生後6ヶ月に「ハーフバースデー」を祝う家庭もあれば、七五三を行わない家庭もあるようです。
また、経済的な理由や住宅事情により、お祝いごとは昔と比べて簡略化されています。例えば、お宮参りではお祓いは受けずに神社で参拝するだけという家庭もあります(お祓いの相場は約5,000円)。鯉のぼりも、集合住宅では正式なものを飾れないので、簡素化されてきています。
お祝いごとにはどれくらい費用がかかるの?
子育て情報誌「あんふぁん」が行った調査「七五三の費用 2015年」によると、「七五三にかけた費用は1万円未満から10万円以上と幅広く、平均は3万6,560円」(注1)となっています。お祝いごとにかける費用は家庭ごとに異なるといえるでしょう。
基本的にお祝いごとは、子どもの健やかな成長に感謝して行うものなので、質素でも構いません。しかし、お祝いの際、記念撮影だけでもしておくと、よい思い出になります。カメラマンに依頼する場合、写真撮影の相場はおおよそ1~3万円です。

お祝いをもらったらどうすればいい?知っておきたいお返しのマナー

お祝いをもらったら、お返しをするのが日本人のマナー。ここでは、お返しの相場、お返しが必要か否かを見ていきます。

出産祝い(内祝い)
お祝いごとでお返しが必要なのは、基本「出産祝い」だけです。赤ちゃんとママのためのサイト「ベビータウン」の調査「赤ちゃんの出産祝い」によると、「3,000~4,000円程度の商品をお返ししている人が最多」(注2)。お祝いの額も人によって異なるので、お返しは、「いただいた金額の1/3から半額くらい」を目安にするとよいでしょう。
初節句・七五三・入園祝い・入学祝い・卒業祝いなど
これらのお祝いへのお返しは必須ではありません。ただし、いただいてから1週間以内に、お礼状を送りましょう。お礼状は、子どもが小さければ親が、大きくなったら本人が書きます。子どもの成長がわかるよう近況を伝えたり、写真を添えたりすれば、より喜ばれるはずです。

子どもの成長は、家族や周りの人にとってとても嬉しいもの。「これだけはやってあげたい!」というお祝いごとをピックアップして、早めにマネープランに組み込んでおくと、よいかもしれません。

出典:
  • (注1)あんふぁんWeb|子育てママのデータ 七五三の費用 2015年
  • (注2)ベビータウン|赤ちゃんの出産祝い
  • 本ページの内容は掲載時点での情報です。