どんな保険に入っているか説明できる?保険は定期的に見直そう!

マネープラン

保険料は毎月の支出で、その多くは数十年間支払いが続きます。総額で考えると大きな支出ですが、自分がどんな保険に加入して、どういう保障を受けられるか説明できない人の方が多いのではないでしょうか。また、最適な保険はライフステージの変化に応じて変わります。見直しのコツやありがちな無駄ポイントをご紹介しましょう。

月々どのくらいの保険料を払っている?

月々の保険料は、いくら位が適正なのでしょうか。結婚して子どもが産まれると複数の保険に加入する人は増えますが、独身の方は保険に加入していない人もいるでしょう。そのため一概に「いくら」とは言えません。まずは月々の保険料を把握し、支払額が家計を圧迫していないか振り返りましょう。 保険料が思った以上に高い、という場合は必要以上の保障を備えてしまっているのかもしれません。原則として、保障が手厚くなり、かつ、保険金受給の可能性が高いほど保険料は上がります。保険料チェックと同時に、自分がどんな保険に加入しているか確認しましょう。

保険の基本的特性を理解しよう

保険会社は毎年新商品を販売しています。その度に新たな機能や特約が登場するので、内容が複雑になりがちです。しかし、同じ種類の保険ならば基本構造は変わりません。特約や特別な機能を除いたベースの部分は意外とシンプルと言えます。まず、保険の基本的特性を理解しましょう。

生命保険の特性
被保険者が死亡した際、死亡保険金が受け取れます。保障期間が限定されている「定期保険」は契約期間が過ぎると保障がなくなるので「掛け捨て型」と呼ばれ、「終身保険」は保障が一生涯続きます。保険料は終身保険の方が高くなります。
医療保険の特性
入院、手術、通院時に保障が受けられます。保障内容が同じであれば、どの保険商品も保険料に大差はありません。加入者の年齢や特約の有無によって保険料に差が生じます。
また、がん特約や先進医療特約、家族まで保障対象を広げる家族特約など、「特約」により保険料が上がりがちです。がん保障を付けたい場合、特約ではなく単独のがん保険に加入する人も多いでしょう。
貯蓄型の特性
個人年金保険、学資保険などが貯蓄型です。保険料を積み立て、積立額に将来利率分を上乗せして受け取れます。

以上の3つが保険の基本的特性です。商品によって詳細は異なりますが、複雑な保険も基本に当てはめることで理解しやすくなります。保障内容に過不足はないか、保障内容と保険料は釣り合っているか、自分なりに考え、保障内容が妥当か判断しましょう。

保険にありがちな無駄ポイント

保険によくある落とし穴についてもご紹介します。

公的社会保障を考慮していない
国民年金に加入していれば、万一の際、残された家族は遺族年金を受給できる可能性が高いです。また、会社員であれば入院時は傷病手当金が受け取れます。会社の社会保障がかなり手厚い場合、その分、加入する保険を減らすという選択肢もありますね。逆に、自営業に転職したときは、保険も合わせて見直しましょう。
古い保険に加入したまま
保険は年々進化しています。「昔は特約が必要だったが、現在はその特約自体標準装備」「新機能の特約が付けられるように変化」など。自分の保険が時代と噛み合っているか、定期的にチェックしましょう。
状況の変化に対応していない
子どもの誕生時に加入した生命保険の保険金額がそのまま、ということはありませんか?子どもの成長と共に必要保障額は減っていきます。また、賃貸住まいの家族がマイホームを購入しても保障額は変わります。家族構成やライフイベントの変化に保険も対応させましょう。

他にも、傷害保険と医療保険の内容が重複していたり、保険金の支払い条件が厳しく想定した額を受け取れなかったり、ということもあります。


もし何から見直しすれば分からないときは、まず加入している保険会社に保障内容を確認しましょう。また、中立的立場でアドバイスをしてくれるファイナンシャルプランナーに相談するのもいいですね。見直し手段はいくつかありますので、納得のいく方法で見直し、よりよい保険に加入しましょう。

  • 本ページの内容は2017年3月29日時点での情報です。
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ライター紹介

横山晴美
企業に所属せず、中立・公平の立場で活動する住宅系ファイナンシャルプランナー。新規購入・リフォーム・二世帯住宅を問わず、家に関することなら購入額から返済計画まで幅広く対応。また、住宅購入は家計・教育費・老後資金・相続など多くの視点が必要なため、ライフプランを見据えた相談を行う。
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