贅沢でプレミアムな観光列車が話題!その人気の背景とは?

マネープラン

たまには日常生活を離れて、優雅で贅沢な旅行がしたいと思いませんか?リゾートホテルでの滞在や豪華客船でのクルージング…いろいろな選択肢がありますが、最近話題になっているのが観光列車です。2017年6月には、「TWILIGHT EXPRESS 瑞風(みずかぜ)」が運行を開始し、大きな話題を呼びました。プレミアムな旅行が楽しめる観光列車には、どのようなものがあるのでしょうか?その人気の理由とともにご紹介します。

アンケートから見る観光列車の人気

東急グループのモニターサイト「KOETOMO」による「観光列車に関するアンケート」(2016年11~12月実施・注1)の結果を見ると、「今後利用してみたい交通手段」に観光列車を挙げた人は65.9%にのぼります。実際に利用した経験のある人はまだ15.8%ですが、観光列車の人気が上昇していることがうかがえます。今後、利用者の増加が見込まれますね。

プレミアムな観光列車にはどんなものがあるの?

2017年6月にお目見え!「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」

JR西日本は、2017年6月に「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」の運行を開始しました。山陰・山陽エリアの立ち寄り観光をする周遊型寝台列車で、ゆったりとくつろぎながら観光地を巡ることができます。また、豪華な食事や内装が楽しめるという点も注目を浴びています。

価格は、1泊2日の場合1人27~75万円、2泊3日になると50~120万円(2017年12月から2018年2月出発分)です。コースは、1泊2日の山陰コース(上り・下り)と山陽コース(上り・下り)、2泊3日の山陰・山陽コースの5種類となっています。

ゴージャスな旅が満喫できる「ななつ星in九州」

JR九州が運行するクルーズトレイン「ななつ星in九州」(以下ななつ星)は、14あるゲストルームのすべてがスイートルームというプレミアムな観光列車です。ダイニングカーでは豪華な食事を、ラウンジカーでは大人なひとときを楽しむことができます。

2017年7月時点の運行ルートは、博多から長崎を巡り博多に戻る1泊2日コース、博多から宮崎、鹿児島など九州5県を巡り博多に戻る3泊4日コースの2種類です。1人あたりの料金は、1泊2日の場合1人30~71万円、3泊4日になると63~155万円となっています。

観光列車の魅力と地域に与える影響

交通機関としての列車は、移動時間の短縮という方向で進化してきました。一方、観光列車は、美しい景色を車窓からゆっくりと楽しみ、特別なおもてなしを受け、沿線の観光地を楽しめるのが特長です。目的地までの移動手段としてではなく、列車での移動そのものを旅の目的としたことで、これまでにない観光をしたい人や非日常的な時間を楽しみたい人の心をひきつけたのです。

また、個人旅行だと効率的に観光スポットを回りきれないケースがあるかもしれません。観光列車であれば沿線の観光地が行程に組み込まれているため、多くのスポットを無理なく巡ることができます。これは大きな魅力といえるでしょう。

観光列車から広がる地域への好影響

乗車すること自体に価値がある観光列車は、強力な観光資源となります。観光客を呼び込むとともに、地域を知ってもらう広告塔としての役割も果たすのです。地域にとって、その経済効果は非常に大きいといえるでしょう。

たとえば、宮崎県の都農町(つのちょう)は、ななつ星に食材を提供する町として注目されています。「道の駅つの」には、ななつ星には乗れないけれど同じ野菜を食べたいという人が、県外からも多く訪れているそうです。これも観光列車の波及効果といえるでしょう。

しかし、地域の魅力がなければ集客は一過性のものとなりかねません。自然や食べ物、文化、暮らしなどを、観光資源として磨き続けることが重要です。さらに、知名度を上げるためには宣伝も必要です。このあたりは観光地域の課題といえるでしょう。


贅沢でプレミアムな観光列車の旅で、私たちは夢のようなひとときを過ごせます。また、地域にとっても大きな恩恵をもたらすことが期待できます。観光列車は、サービスを受ける側と提供する側の双方が幸せになれるものなのかもしれません。

出典:
  • (注1)調査レポート[観光列車に関するアンケート]|KOETOMO
  • 本ページの内容は2017年8月7日時点での情報です。
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