毎日の負担が軽減できる!家事代行サービスってどんなもの?

マネープラン

掃除や洗濯、食事の用意といった毎日の家事をこなすのは、とても大変なことです。そのような日々の負担を軽減してくれる、家事代行サービスをご存じでしょうか。徐々に認知されつつあるサービスですが、利用経験のある人はまだ少ないかもしれません。今回は、家事代行サービスを利用するメリットや費用についてご紹介しましょう。

知っているけど利用者はたった3%!家事代行サービスの現状

人気テレビドラマの題材にもなり、徐々に知名度が高まっている家事代行サービスですが、利用者はまだ少ないのが現状です。経済産業省が設置した家事支援サービス推進協議会の報告書(注1)によると、既存利用者は約3%に留まります。家事代行サービスを利用しない理由としては、「価格面への不満」「プライベートな空間に他人を入れて家事を任せることへの抵抗感」「セキュリティ上の不安」などがあるようです。

しかし、働く女性が増えたことで、家事代行サービスの需要は高まっています。特に注目度が高いのは、清掃系のサービスでしょう。キッチンやバスルームは定期的に大がかりな掃除をしたいものですが、油汚れや水垢を綺麗にするには手間がかかります。それをプロにお願いすることができたら、非常に心強いですよね。

政府は「女性が輝く社会」の実現に取り組んでいます。経済産業省ではその方策のひとつとして、家事支援サービスをバックアップする動きがあります。価格面の不満や他人を自宅に入れることへの抵抗感を取り除き、家事代行サービスを安心して利用できる環境を構築していくそうです。

家事代行サービスはこんな人におすすめ

普段から家事をこなしている主婦(主夫)でも、ひとりでできる掃除には限界があるでしょう。自分では難しい掃除を専門家に任せることができれば合理的ですし、プロの技術を目にすることで、作業のコツを身につけられるかもしれません。仕事や子育てに追われる家庭にとっても、家事に費やす時間を短縮できるのは大きなメリットとなります。

また、単身者も仕事をしながら家事に時間を割くのが難しい場合があります。毎日の洗濯や食材の買い出し、クリーニングなど、細々とした作業を依頼することで、時間を有意義に使えるようになります。

さまざまな人にとって有益な家事代行サービス。いずれは利用することが当たり前になるかもしれませんね。

気になる家事代行サービスの内容や価格を知りたい!

家事代行サービスは、どのような内容、価格で提供されているのでしょうか。人気の高い清掃系をピックアップして、いくつかご紹介します。

パック料金がお得なダスキン メリーメイド

家事代行だけでなく、害虫獣の駆除や庭木のお手入れなどのサービスも展開しているダスキン。料金は1回だけの依頼よりも、定期サービス(2週間に1回、4週間に1回など)のほうがお得です。キッチン、浴室、洗面所、トイレから毎回3カ所を選んで掃除するサービスの場合、1回あたりの標準料金は以下のようになります。

  • 4週間に1回

    16,000~23,000円

  • 2カ月に1回

    20,000~24,000円

  • 3カ月に1回

    22,000~26,000円

  • 料金は全て税抜

定期的に、末永く付き合える業者を探しているときによさそうです。

引越のノウハウを活かした部屋の片付けも!ヤマトホームコンビニエンス

引越も扱うヤマトホームコンビニエンスは、掃除だけでなく部屋の片付けや模様替え、生前整理、不用品の買取りなど幅広いサービスを提供しています。清掃系のサービスは、エアコンのクリーニング、水まわり、キッチンまわり、家具・窓まわりです。水まわりとキッチンまわりの清掃料金を、いくつかピックアップしてみましょう。

  • 浴槽

    約90分 13,000円

  • 洗面台

    約40分 8,000円

  • トイレ

    約60分 10,000円

  • 換気扇

    約90分 13,000円

  • ガス台

    約60分 10,000円

  • IHクッキングヒーター

    約40分 8,000円

  • シンク

    約30分 7,000円

  • 料金は全て税抜

「ここを綺麗にしたい」というピンポイントなニーズに向いていますね。不用品買取りや模様替えは、家全体の断捨離をしたいときに重宝しそうです。

プロの収納術を伝授!カジタク

イオングループのカジタクは、複数の掃除をまとめて依頼する「家事セット」がお得なようです。

  • キッチン、レンジフード、浴室、トイレまたは洗面所の4カ所セット 39,800円(税抜)

衣類の宅配クリーニングには、最長9カ月間の保管サービスも付いています。クローゼットの中で場所を取るコートやダウンジャケットなどは、オフシーズンに保管してもらえると助かりますよね。

また、都内23区限定ですが、プロの整理収納アドバイザーに部屋の片付けを依頼できるサービスもあります。依頼者の要望をヒアリングしたうえで、要不要の仕分けやお部屋に最適な収納の方法を提案してくれるそうです。

シルバー人材センターに依頼するという選択も

地域のシルバー人材センターに家事代行を依頼できる場合もあります。センターごとに仕事の内容は異なるため、東京都シルバー人材センター連合を例にご紹介します。

  • トイレ・浴室・エアコンの掃除
  • 照明器具の交換・掃除
  • 洗濯・布団干し・網戸洗い・ガラス拭き
  • 庭の掃除・除草
  • 粗大ごみの搬出
  • 食事の支度

ほかにも子どもや高齢者の見守り、通院の送迎など、生活のさまざまシーンで利用できそうです。

家事代行サービスを依頼する際の注意点

家事代行サービスを依頼する際は、事前にサービス内容と料金を確認しましょう。家事の評価は主観による部分が大きく、人によって満足度を得られるレベルが異なります。自分の要望を明確に伝えないと、利用後に「こんなはずではなかった」と残念な思いをすることになるかもしれません。依頼内容は具体的に先方へ伝え、需要と供給のミスマッチを防ぎたいものです。

また、初回料金や出張料など、サービス本体以外の追加料金が上乗せされることがあります。トータルの金額をきちんと確認することが大切です。事前の打ち合わせや見積もりサービスがある場合は、必ず利用しましょう。


家事代行サービスは本格的な普及には至っていませんが、事業者が増えるとともにサービスも多様化しています。今後は価格もサービス内容も、より身近なものになるのではないでしょうか。

出典:
  • (注1)経済産業省 | 「家事支援サービス推進協議会」報告書
  • 本ページの内容は2017年10月11日時点での情報です。
  • 掲載された情報をもとに、お客様がなされた行為によって生じたトラブル・損害について、当社は一切責任を負いかねます。

ライター紹介

横山晴美
企業に所属せず、中立・公平の立場で活動する住宅系ファイナンシャルプランナー。新規購入・リフォーム・二世帯住宅を問わず、家に関することなら購入額から返済計画まで幅広く対応。また、住宅購入は家計・教育費・老後資金・相続など多くの視点が必要なため、ライフプランを見据えた相談を行う。
ホームページ:ライフプラン応援事務所