自宅で健康チェックができる!検査キットが進化している

マネープラン

定期的に健康診断を受けたほうがいいことはわかっていても、何かと忙しくてついついあと回しにしてしまっている人はいませんか?また、近年は働き方が多様化しており、必ずしも「働いている=会社の健康診断が受けられる」というわけではありません。
そんな中、自宅でできる検査キットが注目されています。今回は、キットによる検査の流れや検査項目、価格についてご紹介します。

キットを用いた検査の流れ

キットを使った検査の基本的な流れは、以下のとおりです。

  1. インターネットや薬局で検査キットを購入
  2. 自宅で血液や唾液などを採取して郵送
  3. 郵送・電話・メール・WEBサイトなどで検査結果を確認

自宅にいながら検査を受けられるため、平日に病院に行く時間が取れない人や外出が難しい人に向いているといえるでしょう。また、病院への移動時間や交通費、長い待ち時間といった負担も気にしなくていいですね。

キットではどんな検査ができるの?

検査キットにはさまざまな種類があります。以下にいくつかご紹介しましょう。

リーズナブルに試せる!「腸活チェック」(注1)
腸の調子がいいと体のコンディションもよくなるといわれており、腸内環境を整える「腸活」が注目されています。しかし、自分の腸の状態は、なかなかわからないものです。名古屋大学発のベンチャー企業、ヘルスケアシステムズがリリースした「腸活チェック」は、尿を郵送すると1週間程度で腸内環境の検査結果を知ることができます。価格も2,750円(税抜)と手ごろなので、定期的なチェックにも使えそうですね。
豊富なラインナップ!日本医学の「郵送健診キット」(注2)
日本医学は、9種類の「郵送検診キット」をラインナップしています(2017年12月現在)。検査方法は、採血、採尿などキットによって異なります。検査の結果は、提携医療機関に検査物が到着してから約7~10日後に郵送されてくるそうです。なお、クラミジア検診に関しては、結果の郵送を希望しない場合は携帯電話だけで報告を受けることができ、プライバシーに配慮した対応がなされています。
  • メタボリックシンドローム+生活習慣病健診:4,500円(税抜)
  • 大腸がん検診:2,800円(税抜)
  • 子宮がん検診(子宮頸部細胞診):3,500円(税抜)
  • 肺がん検診:3,600円(税抜)
  • 胃がんリスク[ペプシ検査]検診:4,000円(税抜)
  • 前立腺がん検診:3,000円(税抜)
  • クラミジア検診:4,400円(税抜)
  • C型肝炎ウイルス検診:3,900円(税抜)
  • 糖尿病検診:2,000円(税抜)
14項目を一気にチェック!ファンケルの「血液検査キット」(注3)
血糖値や中性脂肪値のほか、尿酸値、総タンパクなど、生活習慣病に関わる全14項目のチェックが可能です。採血して郵送すると、検査会社が受領した約3日後には検査結果がメールで届きます。そして、約1週間後には検査結果シートが郵便で届くそうです。
  • 血液検査キット:5,400円(税込)
最大280項目の検査ができる!自宅でできる遺伝子検査(注4)
DeNAライフサイエンスが提供する遺伝子検査のキットでは、唾液から抽出した遺伝子を解析することで、病気のかかりやすさや体質といった遺伝的傾向を知ることができます。しかし、遺伝子情報はデリケートな要素を含むため、検査の対象年齢は20歳以上となっています。
遺伝子検査の結果レポートには、健康面のリスクだけでなく、そのリスクを回避するための生活改善アドバイスやレシピ集などもあり、かなり充実しているようです。
  • ヘルスケア:29,800円(税抜)
    280項目の検査ができるセットで、病気(3大疾病のがんや心筋梗塞、脳梗塞など)や体質(長寿や肌質、肥満など)に関する遺伝的傾向を知ることができます。また、詳細な検査レポートブックが付くグレードアップ版(33,800円・税抜)も用意されています。
  • がんパック:14,800円(税抜)
    がんに関する38項目の検査が入ったセットで、病気の発症リスクや体質の遺伝的傾向を確認できます。がんを発症した近親者がいると、遺伝的なリスクが気になるものです。そのようなケースで活用するといいでしょう。

医療機関も利用して自分の健康を守ろう

検査キットは、病院に足を運ぶことなく手軽に健康状態をチェックできます。上手に使うことで、病気の予防や早期発見につながるかもしれません。
例えば、がんは部位にもよりますが、全体として生存率が上昇しており、早期に発見できれば治る病気になりつつあります。検診を怠ったために手遅れになるようなことは避けたいものです。
ただし、医療は専門分野なので、素人が結果を勝手に判断することは危険です。今回紹介した検査キットには検査機関による診断書もしっかり付いていますが、不明な点や気になることがある場合はすみやかに医療機関を受診しましょう。専門家である医師の診断を受けることは、健康の維持に大切なことです。


検査キットで定期的に自分の身体をチェックすることで、効率的に健康を維持できる可能性があります。また、早い段階で病気に気づくことで、将来的には医療費の削減にもつながるでしょう。ぜひ、活用を検討してみてはいかがでしょうか。

出典:
  • (注1)株式会社ヘルスケアシステムズ|郵送検査事業
  • (注2)日本医学|郵送検診キット
  • (注3)ファンケルオンライン|自宅で簡単!生活習慣病セルフチェック 血液検査キット
  • (注4)DeNAライフサイエンス| 遺伝子検査のMYCODE(マイコード)
  • 本ページの内容は2017年12月1日時点での情報です。
  • 掲載された情報をもとに、お客様がなされた行為によって生じたトラブル・損害について、当社は一切責任を負いかねます。

ライター紹介

横山晴美
企業に所属せず、中立・公平の立場で活動する住宅系ファイナンシャルプランナー。新規購入・リフォーム・二世帯住宅を問わず、家に関することなら購入額から返済計画まで幅広く対応。また、住宅購入は家計・教育費・老後資金・相続など多くの視点が必要なため、ライフプランを見据えた相談を行う。
ホームページ:ライフプラン応援事務所