国内旅行のスタンダードになるかも?「手ぶら観光」サービスが便利そう

マネープラン

各地に広がりつつある、手ぶら観光サービス。その名のとおり旅行の手荷物から解放され、手ぶらで観光を楽しめるサービスですが、実は観光客だけでなく受け入れ先のお店や地域にもメリットがあります。今回は、手ぶら観光サービスの内容や価格について見ていきましょう。

手ぶら観光ってどんなサービス?

スーツケースや大きな手荷物を持ったまま観光するのは、けっこう大変ですよね。立ち寄ったお店でお土産を買ったら、さらに荷物が増えてしまいます。そんなときに便利なのが、手ぶらでの観光を可能にしてくれる「手ぶら観光」サービスです。
手ぶら観光では、次のようなサービスを提供しています。

手荷物を宿泊施設へ配送
手荷物を空港や駅から宿泊施設まで届けてくれるサービスです。目的地に到着したらすぐに手荷物を預けられるので、ホテルや旅館にチェックインするまで手ぶらで観光を楽しむことができます。
手荷物を空港や次の宿泊施設へ配送
手荷物を宿泊施設から次の目的地の宿泊施設や空港まで届けてくれるサービスです。チェックアウト後も旅の最終日も、手ぶらで観光できます。
手荷物の一時預かり
手荷物を一時的に預かってくれるサービスです。途中でお土産を大量に購入したときでも、このサービスを利用すれば身軽に観光を続けられます。コインロッカーには入らない大きなサイズのスーツケースを預けられるのも便利なポイントです。

荷物を置くためだけにホテルにチェックインしてから観光に出かける…といった時間の無駄がなくなるので、旅先での時間を有効活用できますね。

大手だけでなく地域独自のサービスも
手ぶら観光サービスは、大手の物流系企業がけん引している印象が強いですが、地域独自で提供されているサービスもあります。例えば、函館タクシー・函館帝産バスの「はこだて手ぶら観光」は、函館空港や函館駅で預けた手荷物を宿泊先まで運んでもらえるので、到着後すぐに手ぶらで観光を楽しんだり、出張の場合はそのまま仕事先へ直行したりできます。

手ぶら観光サービスの価格帯

上記で紹介した手ぶら観光の各サービスの料金は、提供会社や店舗によって異なりますが、目安は以下のとおりです。

手荷物を宿泊施設へ配送する:600~1,800円程度
手荷物のサイズと重量、行き先によって料金は異なります。また、サービス対象のエリアや宿泊先が限定されている場合があるので、事前の確認が必要です。
手荷物を空港へ配送する:600~2,500円程度
手荷物のサイズと重量によって、料金は異なります。また、料金に「空港使用手数料」が含まれているかどうかも確認しましょう。
手荷物を一時的に預かる:300~800円程度

一律料金が多いですが、手荷物のサイズに制限がある場合や、サイズによって料金が変わる場合があります。預けている途中で自由に荷物を出し入れできたり、最初に預けた荷物に入るサイズのものであれば追加料金は不要だったりするサービスもあるので、コインロッカーを使用するより融通が利くのも魅力です。

お店や地域にはどんなメリットが?

利用者にとって利便性が高い手ぶら観光サービスですが、お店や地域にもメリットがあるようです。観光客は荷物を預けることで、身軽になって観光を楽しめるようになります。そのため、周囲のさまざまなお店やサービスに足を運ぶ余裕が生まれるのです。
手ぶらであれば、気楽にお土産を購入できます。大きな荷物を持ったままでは気兼ねしてしまうような飲食店にも入りやすくなるでしょう。何よりも移動が楽になるので、より多くの観光スポットに足を運べるかもしれません。レンタル自転車のようなサービスも、利用しやすくなりますね。その結果として、地域全体への経済効果も期待できるでしょう。

外国人観光客も安心!
日本を訪れる外国人観光客は、年々増えています。しかし、大きな荷物を持ったままで慣れない交通機関を使って移動したり、言葉の通じない土地を観光したりするのはとても不便でしょう。
そのような訪日外国人の負担を軽減するために、外国語対応の手ぶら観光サービスも存在します。例えば、ヤマト運輸は一部の店舗で英語、中国語、韓国語でのサービスを提供。ほかにも、外国人観光客専門のサービスが登場しています。

荷物が少ないと、体だけでなく気持ちも軽くなりますよね。コインロッカーが見つからないときなどは、大きな手荷物とともに移動や観光をすることも多かったはず。拡大中の手ぶら観光サービスを使えば、もっと身軽に観光を楽しめるのではないでしょうか。

  • 本ページの内容は2017年12月1日時点での情報です。
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ライター紹介

横山晴美
企業に所属せず、中立・公平の立場で活動する住宅系ファイナンシャルプランナー。新規購入・リフォーム・二世帯住宅を問わず、家に関することなら購入額から返済計画まで幅広く対応。また、住宅購入は家計・教育費・老後資金・相続など多くの視点が必要なため、ライフプランを見据えた相談を行う。
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