最近よく聞くスマートテレビ。どんな機能があるの?

マネープラン

スマートテレビ市場は、世界中で拡大しています。日本での普及率は約20%といわれていますが、東京オリンピックが開催される2020年までにさらに普及が進むと考えられています。
言葉としては耳にしていても、スマートテレビがどのようなものなのか、答えられる人は少ないかもしれません。今さら聞けないスマートテレビの詳細や、スマートテレビでどのようなことができるのかを見ていきましょう。

スマートテレビって何?

スマートテレビをひと言でいうと、インターネットに接続できる多機能テレビです。スマートフォンはインターネットにアクセスできる多機能携帯電話ですが、そのテレビ版だと考えればイメージしやすいかもしれません。
テレビがインターネットに接続できると、何ができるのでしょうか。例えば、通常のテレビ番組だけでなく、スマートフォンやパソコンを使って観ていたYouTube動画もテレビで視聴できるようになります。また、スマートフォンやパソコンでプレイしていたゲームをテレビ画面で楽しむこともできますね。
総務省はスマートテレビの高度化や普及を推し進めており、放送事業者や通信事業者などと連携してさまざまな実証実験に取り組んでいます。2015年には緊急・災害情報や観光情報といった公共・地域情報を発信するアプリケーション配信の実証事業を実施しました。また、2016年には、視聴データや購買履歴などの分析結果から視聴者のニーズに合った情報を配信したり、広告を提供したりする実証を行っています。

スマートテレビにはどんなものがある?

スマートテレビの価格はどれくらい?
スマートテレビを製造している代表的な企業は、ソニー、パナソニック、シャープといった大手メーカーです。ここでは、画面サイズが55V型の大型スマートテレビの価格の目安をご紹介します。
  • 以下は、2018年4月24日時点の価格です。オープン価格のため変動する可能性があります。
  • ソニー:BRAVIA KJ-55X9000E(4K液晶テレビ)
    約146,713円(税込)~
  • パナソニック:VIERA TH-55EZ950(4K対応有機ELテレビ)
    約275,000円(税込)~
  • シャープ:AQUOS LC-55UH5(4K液晶テレビ)
    約212,998円(税込)~
手軽にはじめるならスマートテレビ“デバイス”が便利
AmazonのFire TVやアップルのApple TV、GoogleのChromecastといった機器も登場しています。これらを手持ちのテレビの端子に接続することで、NetflixやHuluなどが配信する動画やYouTube動画をテレビ画面で視聴できるようになります。
厳密にいうと、Fire TVやApple TVは単体で動作しますが、Chromecastはスマートフォンやタブレット、パソコンを使って、動画やゲームをストリーミング再生(インターネット上のコンテンツをダウンロードしながら再生する方式)できるという違いがあります。それぞれの価格や主な特徴は、以下のとおりです。
メーカー 価格 リモコンの有無
Fire TV Amazon 8,980円(税込)
Apple TV 4K Apple 19,800円(税別)~
Chromecast Google 4,980円(税込)
(スマ-トフォンやタブレットなどで操作)

スマートテレビはこんな使い方ができる!

日本政策投資銀行が実施した、スマートテレビ機能の利用状況の調査結果(注1)によると、トップは「YouTubeなどの動画をテレビ画面で視聴」で、回答者の44%が「日常的に利用している(18%)」または「たまに利用している(26%)」そうです。
しかし、スマートテレビの機能は動画の視聴だけではありません。例えば、音声操作の機能がある機器なら、声で番組や動画を検索したり、録画予約をしたりできます。電源のオン・オフや音量調整などの音声操作が可能な機種もあるので、障がいのある人やデジタル機器に不慣れな高齢者でも親しみやすいかもしれません。
また、放送と通信を連携できる「ハイブリッドキャスト」という次世代の放送規格もスタートしています。対応しているテレビでは、番組に関連したアプリを起動して詳細情報を画面に表示したり、スマートフォンやタブレットをセカンドスクリーンとして活用したりといった、新たな視聴体験ができます。
スマートテレビの登場によって、今後はテレビの視聴計測方法も変わってゆくでしょう。スマートテレビの視聴ログを使って、都道府県(一部エリアでは市町村)別の視聴データを提供するサービスも登場しています。マーケティング領域での利用価値が高そうですね。


テレビは受動的に視聴するだけの機器ではなくなり、視聴者が能動的に選んだり、調べたり、参加したりなど、さまざまな楽しみ方ができるツールになりつつあります。スマートテレビの多彩で便利な機能によって、生活の質もより上がるのではないでしょうか。

出典:
  • (注1)日本政策投資銀行|ケーブルテレビ事業におけるサービス高度化とマーケットイン戦略序章
  • 本ページの内容は2018年5月18日時点での情報です。
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