2015年度新社会人のお金に関する意識調査

リサーチ

5月のさわやかな風とともに街を行くフレッシャーズたち。2015年度に新社会人になったみなさんは、お金についてどんな意識を持っているのでしょうか。初任給の使い道は?ボーナスはいくらぐらいが理想?そこで今回は、2015年度の新入社員200人を対象にお金に関する意識調査を実施。将来の展望や出世への意欲についてもお答えいただきました。

やっぱり気になる初任給!

社会人になって最初にもらえるお給料「初任給」。その金額は、やはり誰しも気になるところでしょう。
今年度のフレッシャーズのみなさんに、会社からの実際の提示額について質問したところ、もっとも多かったのは「15万円~20万円未満」という回答でした。次いで、僅差で「20~25万円未満」という結果に。新社会人のお給料は「20万円前後」が平均的といったところでしょうか。
社会人になってはじめて手にする「労働の対価」。金額に関わらず喜びはひとしおですね!

1.提示されている初任給はいくらぐらいですか? 初任給 1位:15~20万円未満 44% 87人 2位:20~25万円未満 81人 3位:10~15万円未満 11人 4位:25~30万円未満 6人 5位:10万円未満 5人 6位:30~35万円未満 2人 7位:40~45万円未満 1人 ※無回答を除く

理想の金額は意外と堅実路線……

現実的な初任給の平均額がわかったところで、次は理想の初任給についてズバリ聞いてみました!
結果は「20~25万円未満」と回答した人が半数以上。あくまでも「理想」なのだから高額な回答が出るかと思いきや、今どきの新入社員たちは堅実路線のよう。実際の初任給とあまり差がない金額となりました。多くは望まずコツコツと……といった真面目さが、回答からうかがえます。

2.理想の初任給はいくらぐらいですか? 理想 1位:20~25万円未満 57% 113人 2位:25~30万円未満 33人 3位:15~20万円未満 26人 4位:30~35万円未満 7人 5位:50万円以上 6人 6位:10~15万円未満 3人 7位:10万円未満 2人 8位:35~40万円未満 2人 9位:40~45万円未満 2人 10位:45~50万円未満 1人 ※無回答を除く

初給料で感謝の気持ちを表したい!

続いて初任給の使い道についての質問です。
初めてのお給料ですから、さぞかし使い道を考えるのも楽しいことでしょう。ところが、複数回答で募ったところ、もっとも多かったのは「貯金」。ここでも手堅い回答に集中!僅差で2位になったのが「親や家族にごちそう、プレゼントをする」、3位は「趣味に使う」という結果になりました。
ただ、「もっともしてみたいことを1つだけ選んでください」という質問では、「親や家族にごちそう、プレゼント」の回答が逆転して1位に。堅実かつ心優しいフレッシャーズが多いことがわかりました。社会人になってはじめてもらえるお給料は、学生時代のアルバイト代とは異なり、やはり特別なもの。「社会人になるまで、育ててくれてありがとう!」という感謝の気持ちを伝えたいですよね。

3.初任給でしてみたいことはなんですか? 1位:貯金 160人 2位(Check):親や家族にごちそう、プレゼント 141人 3位:趣味に使う 118人 4位:洋服を買う 96人 5位:外食 92人 6位:旅行 77人 7位:家具・家電の購入 70人 8位: 恋人にごちそう、プレゼント 55人 9位:その他 6人 ※複数回答

イマドキの若者はお金にも肩書にもこだわらない?

続いてはボーナスの話題です。
1年目にもしボーナスがもらえるとしたら?あくまで「理想の額」として聞いてみたところ、半数近くの48%が「50~100万円未満」という回答になりました。初任給が20~25万円だとして、手堅く3ヶ月分といったところでしょうか。なかには、「50万円以下でも十分です!」という遠慮がちな新入社員が41%も。「300万円以上!」とビッグな夢を抱く人は、意外に少数派のよう。

4.一年目のボーナスとしてもらえるならいくらが理想? 理想のボーナス 1位:50~100万円未満 48% 2位:50万円未満 41% 3位:100~200万円未満 7% 4位:300万円以上 3% 5位:200~300万円未満 1%

ちなみに、会社で最終的にどこまで出世したいですか?という質問には、「出世(役職)に興味がない」と答えた人がダントツで41%も!2位の部長は22%、3位の役員は16%で、「社長まで昇りつめる!」と意気込む人はわずか9%という状況。役職や地位を求めるより、無理をしないで自分らしく生きるのが、今どきの若者の傾向なのかもしれません。

5.会社で最終的にどこまで出世したいですか? どこまで出世したい? 1位:出世に興味なし 2位:部長 22% 3位:役員 16% 4位:社長 9% 5位:課長 6% 6位:係長 4% ※無回答を除く

社会人になってからのお金の使い方は?

ここからは、プライベートなお金に関する質問です。
社会人になってからの月々のお小遣いの予定を聞いたところ、「1~3万円未満」が45%ともっとも多い結果に。「1万円未満」というシビアな人は11%もいるようです。社会人になると何かと交際費がかかりそうですが、ちょっと寂しいお財布事情……。あるいは、なるべく出費を抑えてきっちり貯金をする予定なのかも?

6.社会人になってからの月のお小遣いはいくらの予定ですか? 月のお小遣いいくら? 1位:1~3万円未満 45% 2位:3~5万円未満 34% 3位:1万円未満 11% 4位:5~10万円未満 6% 5位:10万円以上 4%

堅実志向な新社会人の、現在の貯金額も気になるところ。結果、もっとも多かったのが31%で「10万円未満」という人。次いで「10~30万円未満」と、貯蓄額は思いのほか少額でした。社会人になったら貯蓄計画をしっかり立てて、将来に備えたいですね。

7.現在の貯金額を教えてください。 現在の貯金額いくら? 1位:10万円未満 31% 2位:10~30万円未満 25% 3位:50~100万円未満 12% 4位:100~200万円未満 11% 5位:30~40万円未満 8% 6位:40~50万円未満 6% 7位:200~300万円未満 4% 8位:300万円以上 3%

クレジットカードの準備は万端!

「クレジットカードを持っていますか?」の問いには89%が「はい」と回答。
さらにはじめてカードをつくった年齢を聞いたところ、1位が「19~20歳」の70人、2位が「21~23歳」の64人、3位が「18歳」の43人でした。大学生時代にクレジットカードをつくる人が大半のようですね。

8.クレジットカードを持っていますか? クレジットカード持ってますか? はい 89% いいえ 11%

人生で一番のぜいたくは?

自由回答で「今までで一番のぜいたくは?」と質問したところ、ダントツで多かったのは「旅行」。卒業旅行がもっともビッグなお金の使い道だったようです。学生最後の思い出となる卒業旅行は奮発して海外へ?と思いきや、回答内容は国内が多めという結果に。このあたりにも、景気回復が微妙に停滞している日本の経済事情が反映されているのかもしれません。
次に目立った回答は「高い牛肉を食べた!」「某高級店で焼き肉を食べた」など。若者らしく「ぜいたく=お肉」という感覚があるようです。

仕事とプライベート、どちらを重視?

最後に究極の質問をしてみました。「お金(仕事・給料)と自分の時間、どちらを重視しますか?」という問いに対し、1番多かったのが「自分の時間をやや重視する」の35%となりました。さらに、僅差で「お金をやや重視する」という回答が33%という結果に。上手にオン・オフを切り替えながら、仕事もプライベートも充実させてほしいですね!

9.お金と自分の時間、どちらを重視しますか? 自分の時間を重視する 7% 自分の時間をやや重視する(1位) 35% どちらともいえない 15% お金をやや重視する 33% お金を重視する 10%


アンケートの結果をみると、新社会人のみなさんの傾向は、お金に対して堅実であるということがわかりました。あまり無理はせず、自分の時間も大切するのが今どきのフレッシャーズの特徴ともいえそうです。
今年の新入社員は、変化に対する柔軟性の高い「消せるボールペン型」とも言われていますが、自分らしく楽しみながら公私ともに充実した社会人生活を謳歌してほしいですね!

調査概要
  • 調査対象者:大学・大学院卒で2015年度に新卒入社する男女
  • 有効回答数:200名(男性:48.0%、女性:52.0%)
  • 調査実施時期:2015年3月
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