社会人は体が資本!健康維持のためのコストと意識調査

リサーチ

みなさんは健康や体型維持のために気をつけていることはありますか?ジムでのトレーニングやサプリメントなど、定期的にお金をかけている人も少なくないはず。今回は、20代~40代男女の社会人600人にアンケートを実施し、健康維持にかかる費用とその効果について調査しました。

およそ8割の人が健康を気にしている

そもそも、社会人のみなさんはどのくらい健康を気にしているのでしょうか?

1 健康維持のために気をつけていることはありますか? はい:79.6%、いいえ:21.4% 何を行っていますか? 1位:バランスのよい食事をとる…314人 以下 十分な睡眠をとる…260人 夜食や間食を控える…199人 規則正しい生活をする…174人 適度に運動する…174人 ストレスを溜めない…153人 お酒やタバコを控える…69人 その他…3人 ※複数回答可

「以前は気をつけていたが、今は何もしていない」「昔から特に何もしていない」という回答の合計は、全体の21.4%でした。裏を返せば、約80%の人が「何かしら健康のために意識していることがある」という結果になりました。
その内訳を見ると「バランスのよい食事をとる」が52.2%、「十分な睡眠をとる」が43.2%と高く、年齢や性別に関わらず、生活の基盤となる食事と睡眠に気をつけている人が多いようです。

20代で月3万円以上かける人も!

健康への意識はほとんどの人が持っているとわかりました。では、健康を意識しているみなさんが、健康のためにお金をかけて取り組んでいることは、どんなことでしょうか。

2 健康維持のために、お金をかけて取り入れているものとは? 1位:サプリメントや健康食品…181人 以下 スポーツクラブやヨガなどの運動系…138人、整体やマッサージ…105人、定期検診…101人、無農薬・有機栽培の食材…43人、健康器具…40人、その他…5人、お金はかけていない…146人 ※複数回答可

健康を意識していると回答したうち、「お金はかけていない」人は全体の3割。残り7割の人は、スポーツクラブやマッサージをはじめ、多少なりともお金をかけて、健康のために努力しているようです。そのうち、「サプリメントや健康食品」を購入している人は38.3%。忙しい社会人にとって、いつでも手軽に摂取できる健康食品は続けやすいのかもしれません。

3 健康維持のために、1カ月あたり平均してかけている金額は? 1位:5,000円未満…43.4%(全体) 以下 5,000円~1万円未満、1万円~3万円未満、3万円~5万円未満、5万円以上 凡例 左から 青:20代 緑:30代 黄緑:40代

また、1カ月あたりにかける費用は「5,000円未満」が43.4%。「5,000円以上かけている」人が半分以上いることになります。20代のうちから月に3万円以上かけている人がいるのも驚きです。年代が上がるほど「5,000円未満」の割合が増えているので、いろいろと試すうちに、自分にあった効率的な健康法が絞られてくるのかもしれません。

継続のカギは「習慣」や「好み」

お金をかけているみなさんは、費用に見合った効果を得られているのでしょうか? 健康維持の費用対効果を聞いてみました。

4 健康維持のための出費に対して、「費用対効果」を実感している? 費用対効果に満足している!…67% 費用対効果にとても満足している、費用対効果にほぼ満足している、費用対効果にやや不満がある、費用対効果にとても不満がある

「費用対効果に満足している」人が6割以上。お金をかけている人の多くは、きちんと効果を実感できているようです。なお、これまでの経験で「最も効果がある」と感じたものは何かという質問には、意外な回答もありました。

「効果がある」と感じたもの
  • ヨーグルト(150円~1,000円程度)
  • アーモンド/アーモンドミルク(1,000円~2,500円程度)
  • 黒酢にんにく(1,500円程度)
  • 漢方薬(5,000円程度)
  • ウォーキング(シューズ代 10,000円程度)
  • カイロプラクティック(1回5,000円程度)
  • ホットヨガ(月10,000円程度)
  • ジムのパーソナルトレーニング(月50,000円程度)
  • 快眠まくら(6,000円程度)

「ヨーグルト」「アーモンド」といった身近な食品を挙げた人が多数。朝食に取り入れるなど、ライフスタイルに組み込むことで継続も期待できそうです。運動系では、専用のシューズを購入してウォーキングをしているという意見が目立ちました。

お金のかけ方は、シューズ購入のように初期費用だけかかる場合と、健康食品やヨガのように継続的に発生する場合がありますが、どちらも続かなければ“無駄な出費”になってしまいます。
それでは、実際に取り入れてみたものの続かなかった人の割合は…?

5 健康のために取り入れたが、「続かなかった」経験は? 取り組んだ健康維持方法が続かなかったことがある…41.8%、ない…58.2%

お金をかけたけど続かなかった、と回答した人に理由も聞いてみました。

「続かなかった…」失敗談
  • 12万円かけてフィットネスクラブに入会したが、残業が続き、通う時間が取れなかった。
  • 青汁は味が苦手で飲み続けられない。
  • ダイエットサプリを飲んでいたが、その安心感から食べ過ぎてしまった。
  • 自宅にある健康器具を見るたびに「使わなくては」という義務感にかられ、嫌になってやめてしまった。
  • サプリメントはつい飲むのを忘れてしまう。
  • エアロバイクを1万円で購入。運動している実感が弱く、効果も感じられなかった。
  • 自分に合ったトレーニング方法がわからず、ジムをやめてしまった。

「効果が感じられない」「自分に合っていない」「習慣づけられない」といった理由が多く挙がりました。特に目立ったのが、一念発起してジムに通いはじめたり、健康器具を導入した人が、「仕事で時間が取れない」ことから継続できないケース。健康食品に関しては、効果があっても「おいしくない」「口に合わない」場合、モチベーションの維持継続が難しくなります。自分の好みや習慣に合っているか、まずは検討してみる必要がありそうです。

運動系への憧れは根強い?

最後に、これからの健康維持に対する意識を見ていきましょう。

6 今後取り入れてみたいものはありますか? 1位:スポーツクラブやヨガなどの運動系…195人 以下 整体やマッサージ…145人、サプリメントや健康食品…139人、定期検診…92人、無農薬・有機栽培の食材…60人、健康器具…50人、その他…7人、特にない…218人 ※複数回答可

「健康維持のために、お金かけて取り入れているものとは?」という質問の回答と比較すると、「サプリメントや健康食品」が38.3%から23.1%に下がっているのに対し、「スポーツクラブやヨガなどの運動系」は29.2%から32.4%にアップ。「無農薬・有機栽培の食材」も9.1%から10.0%と割合が少し上がっていました。運動や有機の食材は、健康に良さそうというイメージがあるものの、時間や金額の都合から気軽にはじめるには少しハードが高いのかもしれません。


健康でいることは、仕事の効率やプライベートの充実にも影響します。生活習慣を見直しつつ、まずは興味のあるものから、気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。

調査概要
  • 調査対象者:20代~40代男女
  • 有効回答数:602名(男性:49.8%、女性:50.2%)
  • 調査実施時期:2016年2月
  • 本ページの内容は掲載時点での情報です。