投資信託入門

預貯金と投資信託の違い

銀行にお金を預けると、銀行は一定の金利を約束します。銀行は預かったお金を貸すことにより利息を得たり、債券などに投資して運用します。預金者から預かったお金でどんなに運用利益を上げたとしても預金者に還元される利益は、通常約束された一定の金利だけです。
これに対して投資信託は運用された成果が実績に応じて分配されますので、成果が良ければ還元される利益も多くなります。

投資信託の仕組み

投資信託とは、投資家から小口の資金を集め、集まった資金をファンドマネージャーが株式・債券など値動きのある有価証券で投資運用し、その成果を投資家に還元する商品です。

販売会社(カブドットコム証券) 証券会社は個人投資家と投資信託をつなぐ窓口として、投資信託の購入や換金、及び分配金・償還金の支払いなどを行います。
委託会社(投資信託会社) 販売会社により集められた資金を委託会社が投資先を決めて運用の指図を受託会社に行います。
受託会社(信託銀行) 委託会社と信託契約を締結した受託会社が、投資家からの資金を運用・管理します。運用によって得られた収益は販売会社を通じて、分配金・償還金として投資家に還元されます。

投資信託の種類

投資信託は様々な種類に分けることができます。投資対象としている有価証券が何か、投資先地域は何かなどにより分類するのが一般的ですが、以下に主な分類をご紹介します。

投資対象による分類

投資信託はその主な投資対象により以下の2つに分けられます。

株式投資信託 株式の組み入れができる投信です。
公社債投資信託 株式の組み入れができず、公社債などで運用される投信です。

制度による分類

単位型投資信託と追加型投資信託の2つに分けられます。

単位型投資信託 集められた資金がひとつの独立した単位として固定され、運用されます。なお、設定後の追加買付けはできません。
追加型投資信託 後からいつでも買付けすることが可能な投資信託です。

証券投資信託協会の分類

証券投資信託協会では、株式投資信託をそのファンドの投資対象や株式組入比率の上限などによって以下のように分類しています。

国内株式型 株式組入比率が70%以上で、主に国内株式で運用
国際株式型 株式組入比率が70%以上で、主に外国株式で運用
バランス型 株式組入比率が70%未満で、株式・公社債などのバランス運用あるいは公社債を中心に運用(投資対象は国内・外国を問いません)
転換社債型 株式組入比率が30%未満で、主に転換社債で運用
インデックス型 株式への投資に制限を設けず、日経225指数に連動する運用成果を目指すもの
業種別インデックス型 株式組入比率が70%以上で、主として国内の各業界(たとえば建設業界とか通信業界)に投資
派生商品型 派生商品で積極的に運用