あなたは大丈夫?身近に潜むネットトラブルに気をつけよう

マネープラン

スマートフォンの普及やSNSの利用者数の拡大に伴い、ネットトラブルも増加傾向にあります。また、インターネットを介した犯罪や事件も多様化しており、「自分は大丈夫」と思っていても、思わぬところでトラブルに巻き込まれる可能性もあります。自分自身や身近な家族・大切な人を守るために、よくあるネットトラブルの実例を知っておきましょう。

ネットトラブルとは?

ネットトラブルとは、インターネットの利用に伴い発生するトラブルのこと。ネットショッピングやフリマアプリでの詐欺被害、SNSへの投稿による個人情報の漏えいなど、その内容は多岐にわたります。ネットトラブルは、日ごろからインターネットを利用している人なら誰でも巻き込まれる可能性がある非常に身近な問題なのです。

ネットトラブルにはどんなものがある?
ここでご紹介する実例はごく一部ですが、インターネットの利用においてよく発生しているものです。
情報商材詐欺
情報商材とは、インターネット上で売買される情報のこと。「楽に稼げる」「簡単にお金持ちになれる」といったうたい文句で、ノウハウやハウツーなどの「情報」そのものを販売しています。しかし、実際に手に届いてみると思っていたようなものではなかったり、説明通りに作業をしたのに収入が得られなかったりといった被害の相談が国民生活センターに多く寄せられています。
「数万円の元手で億を生み出す」「確実に儲かる」といった過剰な宣伝をしている情報商材を見つけた際は、まずは冷静になってよく考えましょう。返金保証などがあったとしても、安易に契約してはいけません。広告や商材に記載されている販売者の電話やメールアドレスに問い合わせても連絡がつかない、といったケースはよくあります。
SNSアカウントの乗っ取り
第三者にSNSのIDやパスワードを盗まれて、アカウントを不正利用されること。IDやパスワードを言葉巧みに聞き出そうとする相手には注意が必要です。知り合いを装って、携帯電話番号と認証情報を聞き出し、アカウントを乗っ取るケースが多発しています。また、SNSで見つけた投稿や記事の続きを見ようとしたら「アプリ連携」や「SNS認証」を求められることがあります。安易に利用してしまうと、悪意のある第三者があなたのSNSにログインしたり、メッセージを投稿したりすることができるようになってしまうことも。仕組みを理解し、不用意なアプリ連携などはしないように気をつけましょう。
インターネット上での振り込め詐欺
インターネットの掲示板やSNSを利用した振り込め詐欺もあります。実際には融資の意思がないにもかかわらず、「融資を行うので手数料を振り込んでくれ」と連絡をしてくるようなケースです。当たり前のことですが、インターネットを介した見知らぬ人からの融資の話に乗ってはいけません。
オークション・フリマアプリでのトラブル
代金を振り込んでも商品が送られてこない、送られてきたが偽物だったなど個人間で生じる商品売買トラブルです。インターネットオークションで商品を落札し、先払いをしたにも関わらず音信不通になってしまった、直接取引を持ちかけられ応じたら詐欺だった、などのケースがあります。インターネット上では、相手が信用できる人かどうかの見極めは難しいので、出品者の評価を事前に必ずチェックすることが大切です。
ショートメッセージを利用した架空請求
SMS(ショート・メッセージ・サービス)を利用し、架空請求を送るというネットトラブルが頻発しています。誰もが利用したことのあるような実在する会社名や、債権回収代行会社を名乗って、「未納料金がある」「すぐに連絡しないと法的手続きに移行する」といったメールを送ってくるのです。身に覚えのない請求であれば無視しましょう。気になる場合は、メールに記載された連絡先をインターネットで検索し、同様の事例がないか確認するのがいいでしょう。
SNSへの書き込みによる空き巣被害
SNSで「旅行中」や「長期出張中」といったプライベートを投稿したことが原因で、空き巣に入られてしまったという被害も増えています。旅行中であることをリアルタイムに投稿するのは、「今留守にしています」と言っているようなものです。また、普段から、自宅の場所を特定されるような投稿にも気をつけましょう。最寄り駅やよく行く飲食店といった自宅周辺の情報だけでなく、自宅の室内の写真であっても、物件情報サイトに掲載された画像から特定につながることがあるようです。

被害にあわないために注意したいこと

ネットトラブルの被害は誰にでも起こりうること。どうしたら被害にあわずにすむのでしょうか。注意点をまとめてみました。

ID・パスワードは推測されにくいものを使う
ついやってしまいがちですが、誕生日や名前といった推測されやすいパスワードを使うのは避けましょう。また、IDやパスワードの使いまわしをしないということも重要です。
怪しいサイトやURLにアクセスしない
明らかに怪しいサイトにアクセスしないことはもちろんですが、フィッシングサイトなどでは、本サイトのデザインをそのままコピーしているケースも多く、パッと見では判別がつかないこともあります。最近では、金融機関・宅配業者・通信事業者などを名乗り、SMS経由でフィッシングサイトに誘導する事例が多くなっています。安易にURLをクリックせず、正しいものなのかしっかり確認しましょう。
ネットに載せる情報は限定する
ネットは多くの人が閲覧できるものです。投稿する前に、「全世界に向けて発信してもいい情報」なのか今一度考えましょう。個人情報を特定されたり、スケジュールを知られたりしないよう、投稿する情報や公開範囲を限定しましょう。
子どものネット利用にはフィルタリング機能を利用する
スマートフォン利用の低年齢化に伴い、子どもがネットトラブルに巻き込まれるケースも増加しています。出会い系サイトやマッチングアプリにアクセスすることを避け、安心してインターネットを利用できるよう、フィルタリング機能の設定や、ネット利用のルールを共有することが重要です。
困ったときは相談窓口を利用する
本当に困ったときは、各都道府県警察に設置されているサイバー犯罪相談窓口や、国民生活センターなどの相談窓口を利用しましょう。

ネットトラブルは非常に身近で誰にでも起こりうることです。被害を未然に防ぐには、当事者意識を持ち、どんな事例があるかを知ったうえで対策をすることが重要です。実例をしっかり学んで、巻き込まれないよう注意しましょう。

  • 本ページの内容は2019年7月25日時点での情報です。
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