中期経営計画
経営理念の追求、長期ビジョンの実現に向けて、創業70周年の節目の年にあたる3年後のあるべき姿を描き、それを経営戦略に落とし込んだものが、中期経営計画「MOVE 70」です。
中期経営計画では、4つの「3年後のあるべき姿」を掲げ、これらの実現に向けて戦略の実行と各種施策への取り組みに注力していくとともに、株主、お客様、お取引先、投資家をはじめとする全てのステークホルダーの期待に応えてまいります。


1.強みを活かした国内事業の収益基盤拡充
新たな収益源の創出
- 加盟店・消費者ニーズへのスピーディな対応
- 商品開発力の強化
決済領域の商品・サービスの拡充
- デジタル・スマートフォンを活用した決済機能の開発・提供
- マルチ決済サービスの提供とアライアンスを活用した加盟店の拡大
- カード会員獲得チャネルの拡充と利用促進
市場優位性の拡大
- アライアンス協業による成長市場の攻略
- コンサルティング営業の推進によるマーケットシェアの拡大
- 脱炭素など環境変化に適応した商品・サービスの開発・推進
成長戦略を支えるコスト構造改革の推進
- Web化・自動化による品質・生産性の向上
- デジタルを活用した業務効率化とコスト削減
2.将来の成長をけん引する海外事業の収益基盤確立
競争力・収益力強化による成長軌道への回帰
- 営業エリア拡大や取扱商品の追加による取扱高の伸長
- Web申し込みやスマートフォンの活用システムを活用した審査業務や債権管理業務の高度化
ガバナンス強化と人材育成
- グループ経営管理態勢と内部統制の強化
- グローバル人材の育成と積極的な登用
3.国内・海外の成長を加速する経営基盤の強化
三菱UFJフィナンシャル・グループとの戦略的パートナーシップを強化
- 新領域:デジタル分野での新たな協働ビジネスの創出
- 既存領域:事業競争力の強化とシナジー収益の拡大
デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進
- デジタルを活用した全社横断的な商品・サービス開発
- 新たな価値提供モデルの創造に向けた取り組みの推進
リスクマネジメント体制の高度化
- グループベースでの統合リスクマネジメント(ERM)への取り組み
- リスクマネジメント体制の強化
4.ESG経営の推進
環境課題への取り組み
- ファイナンスサービスを通じた脱炭素化の推進
- 温室効果ガス排出量やエネルギー使用量の削減
社会課題への取り組み
- 安心・安全で利便性の高いサービスの提供
- 多様性と多様な価値観を最大限に発揮する環境の整備
- 従業員エンゲージメントの向上
- 地域社会との連携・共存と社会貢献活動の推進
ガバナンス高度化に向けた取り組み
- リスクマネジメントの強化
- 取締役会・経営会議による監督・チェック機能のさらなる強化
定量目標
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連結(億円) | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|---|
営業収益 | 1,670 | 1,755 | 1,845 |
経常利益 | 290 | 325 | 365 |
親会社に帰属する当期純利益 | 195 | 220 | 245 |
ROE | 10.6% | 10.9% | 11.3% |
横スクロールできます
単体(億円) | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 |
---|---|---|---|
営業収益 | 1,405 | 1,450 | 1,495 |
経常利益 | 260 | 275 | 300 |
当期純利益 | 180 | 190 | 205 |
当中期3カ年経営計画における連結配当性向につきましては、30%を目安として安定的な利益還元に努めてまいります。