マテリアリティ・目標
ジャックスグループのサステナビリティ基本方針のもと、グループの持続的成長と、事業活動を通じた環境・社会課題の解決を図るために、5つのマテリアリティ(重要課題)を特定しました。また、各マテリアリティに対する目標を設定し、持続可能な社会の実現と企業価値向上に向け、具体的に取り組んでまいります。
マテリアリティの特定プロセス
マテリアリティ特定の考え方
現状把握にて洗い出した課題と取り組みをマップ(右図)にあてはめ、整理を行いました。
縦軸をステークホルダーの関心・影響、横軸をジャックスグループにとっての重要性とし、両軸において極めて重要と判断した課題をジャックスグループのマテリアリティとして5つ特定しました。
また、マテリアリティ特定にあたり、複数回にわたる社外取締役を交えた意見交換会の実施や、外部有識者からのフィードバックによって、社外目線を取り入れたマテリアリティとなっています。
特定したマテリアリティと目標
5つのマテリアリティに基づく取り組みとそれぞれに対する目標を以下のとおり定め、中期3カ年計画「MOVE 70」の最終年度に達成を目指す目標値を設定しています。なお、マテリアリティの中には、環境や社会に及ぼす影響度についての定量的な測定が困難なものも含まれます。
横スクロールできます
マテリアリティ | 主な取り組み | 指標 | 2023年度実績 | 2024年度目標 | SDGs |
---|---|---|---|---|---|
お客さま、加盟店からの信頼に応えるサービス | 応答率 | 88.3% | 90% |
|
|
審査受付自動化率 | 69.3% | 82% | |||
情報セキュリティの高度化 | PCIDSS認定取得 | Ver3.2準拠 | Ver4.0認定 | ||
カード不正検知率 | 66.2% | 70% | |||
地域社会・生活を支えるインフラとしての ファイナンスサービスの提供 |
リフォームローン取扱高 | 1,405億円 | 1,416億円 | ||
教育ローン取扱高 | 205億円 | 192億円 | |||
メディカルローン取扱高 | 349億円 | 276億円 | |||
海外事業取扱高 | 857億円 | 1,031億円 | |||
投資用マンションローン残高 | 27,419億円 | 30,000億円 | |||
キャッシュレス化の推進 | カードペイメント事業取扱高 | 28,503億円 | 29,627億円 | ||
環境負荷軽減への対応 | コピー用紙購入量 (2021年度比) |
マイナス12.8% | マイナス3% |
|
|
カード明細書WEB比率 | 47.8% | 50% | |||
社用車エコカー比率 | 35.2% | 54% | |||
エネルギー削減量 (2019年度比) |
マイナス21.3% | マイナス13% | |||
気候変動への対応 | CO2排出量削減率 (2019年度比) |
マイナス9.8% | マイナス18% | ||
ファイナンスサービスを 通じた脱炭素化の推進 |
太陽光ローン取扱高 | 594億円 | 331億円 |
|
|
蓄電池ローン取扱高 | 500億円 | 321億円 | |||
EVローン・リース取扱高 | 367億円 | 400億円 | |||
ESGファイナンスを 活用した資金調達 |
240億円 | 300億円 | |||
ダイバーシティ& インクルージョンの推進 |
課長職以上・課長職に次ぐ 階層で部下を持つ 女性社員割合 |
36.0% | 35% |
|
|
デジタル人材認定人数 | 219名 | 400名 | |||
人権の尊重 | ビジネスと人権に関する 指導原則に沿った体制整備 |
人権方針制定 | ー | ||
健康経営の推進 | 平均超過勤務時間(月間) | 12.2時間 | 12時間未満 | ||
社会貢献活動の実践 | 寄付金額 | 3,188万円 | 3,000万円 | ||
リスクマネジメントの強化 | マネジメントサイクルの 適格な運用 |
リスクの定量化 リスクアクションプラン策定 |
ー |
|
|
AML/CFT管理態勢整備 | 経済産業省 AML/CFTガイドラインへの適応 |
ー | |||
コンプライアンスの継続 | 教育、研修の継続実施 | グループベースでのリスクカルチャーの醸成 | ー |